ひろしです・・・・・。　　　　　盃を挙げ、うたを歌おう・・。

先日行ったレストランのメニューに「和牛のタルタルステーキ」って書いてありました・・。


別にそんなに食べたかったわけじゃないけど・・・・ちょっと思い入れのある食べ物

だったから頼んでみました・・・。


１９歳になる夏だったから、あれは確か２５年前・・・・。

北京に留学したばかりの僕が心配？で、オヤジが仕事がてら現地まで様子を見に

来てくれたことがありました・・・。

「どーせ毎日ロクなもん食ってねーんだろ・・？たまには外に出てなんか美味いもん

　でも食いに行くか・・・・？」

と言われて、当時北京でも有数の外資系ホテルだった「建国飯店」でフレンチを

食べることにしました・・・。

メニューを見たら案の定、全部フランス語・・・（中国語の翻訳付き）


オヤジも僕も日本語と秋田弁しか解らなかったので、１５分ぐらい考えた挙句

間違いのなさそうなヤツを注文しつもりだったんだけど・・・・、

オヤジには、でっけー「ダチョウみたいな鳥の丸焼き」が一羽まるまる出てきて、

僕には焼いてない「生のハンバーグ」が出てきました・・。


オヤジは何も言わずにモクモクとその化け物みたいな鳥を手で食い始めたので、

僕も生まれて初めての生ハンバーグに挑戦していきました・・。


あの時の衝撃と、店員の食えるものなら食って見やがれ的なドヤ顔は、

今でも鮮明に覚えています・・・。


あとで友人にその話をしたら「それってたぶんタルタルステーキってヤツだぜ！」って

話を聞きました・・・・。

その後、そーいうメニューの料理を見る事がありませんでした・・・。


久々に見たそれは、・・・なんかイメージが変わってましたね・・・。



　　　　秋田市山王　ENOTECA Olumo del Caucaso　にて・・。