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今年も始まった通園。今週で2週目。
アキさんはいつもの休みあけと同じく、かたまっています。 朝のご挨拶も自由遊びもとにかく反応鈍く。 これがアキさんのパターンと思いつつ、そろそろ頑張れよと言いたくなります。 ころちゃんはだいたいアキさんの背後にすわっているのでアキさんの視線や表情がわからないけど、先生方曰く、聞こえてないわけでもその気がないわけでもなく、とにかく慎重に慎重に辺り一面見回して、騒いでいるお友達を凝視し、名前を呼ばれればじっと見つめ返し(おぃ、手を挙げなさい)、まだこのくらいじゃあ安心してぶっちぎれないわとでも言うような、マイペース(よく言えば)ぶり。 泣くわけでもなく、私にしがみついているわけでもなく、淡々と遊び、淡々と物事を凝視し、そして過ぎていった2週間。 毎日なぜか女の子の友達2人ににじり寄られ、逃げてもにじり寄られ、顔をそむけてもにらまれどつかれつかみかかれ、「ちょっとぉ、やややややめてよょょょょょん」と顔をしかめて困った顔をする。ど突き返せないかっっっアキッッッ。ま、無理だな。 こんな時期がある度に、ころちゃんは少し不安になり、反応が鈍い=発達してないんじゃないか、一生ぼーっとしているままなのかと思い、ちらちらと先生にこぼすと、保育の先生も個別指導の先生もありがたいことに強く拒否。私が背中越しに見ているアキさんは、けっしてボーっとなんかしてなくて、かなり色々なことを考えて計算して行動しているし、納得してから動き出す方がこういうタイプはいいらしい。まるで、大きな声で言えないけど、つーむじだ。(久々だな、いたのか) とにかくそんなわけで、アキさんは毎日のようにすでに1年以上通った園で、まるで初めてやってきて座らされてますみたいな目をしてキョトンと過ごしています。 でもほんとはここにいたいんだよね。帰るときになって私がいくら呼んでも、本をぺらぺらめくって知らん顔。必死で遊び出す。本気で姿を消してそっと迎えに行くと、全然悲しそうじゃなく先生と遊んでる。 いるよね、いたよね、こういう人。楽しんでるのか、面白いのか、つまんないのかよくわからなくて、こっちがやきもきしてるのに、実はめちゃくちゃ楽しんでる。それならそれでいいけどさ。 そんなアキさん見ていると、ちょっと泣きそうになったりもする。始まりと終わり、出会いとお別れ。まぁその話はもう少し後で。今夜のところはこの辺で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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