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カテゴリ:東アジア問題
出張中なのであまりニュースが入らないがまたしても
島根県と韓国で竹島を巡りバトルを繰り広げているようだ。 島根県議会で竹島の日を制定しようとしたことに端を発する このバトルでは改めて尖閣諸島と竹島、そして北方領土と 周辺諸国との領土問題をいまだに解決できない外務省の 存在を明らかにした。実はこの島が韓国の領土だと思って いる国は韓国だけといってもよいくらいなのだが、何が 問題なのかというと、そう思っているだけの国家が実効支配 をしてしまっており、それを外務省が許してしまっている から問題になっているのである。北方領土を除きどちらも 戦後の、それも少し経ってから一方的に主権を宣言した国も 横暴だが、戦後のどさくさで戦勝国との間で領土の確定を 遺漏無くきっちりとしなかった外務省の責任は大きい。 竹島は殆ど経済的にも戦略的にも価値は小さいが実効支配を しているということに不快感が残るし、尖閣諸島は油田も 含めて戦略的に価値が上昇したときに中国が騒ぎ出した ことに、悪徳不動産屋のごとき印象を受ける。この問題を 表面的に解決する方法はいくらでもあるが、双方の国民 感情も含めた根本的な解決方法はもはや戦争以外には無い のかもしれない。それくらい時間も経過し、プロパガンダも 済まされてしまっているのだから。平和が一番、戦争は だめと美辞麗句を高らかに掲げる外務省が実は問題を 先送りにして抜き差しならぬ状況を醸成していることを 国民はもっと関心を持って監視しなければならない。彼らは 確かに難関を突破したエリート集団だ。しかし歴史を良い ほうにも悪いほうにも大きく旋回させるのは彼らであり、 その影響を最も大きく受けるのは国民なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.03.16 20:14:12
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