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カテゴリ:東アジア問題
昨日のニュースでは緊急公務ということだったが、一転して靖国問題で
不愉快な思いをしたから帰国させたというコメントを発表して世界を 驚かせた中国。しかしこれに驚いたと発表する方がどうかしているのでは ないか。今までの彼の国がとってきた行動を見ればなにがあってもおかしく ない。領事館に侵入して人さらいをしたり潜水艦で領海侵犯をする国 なのだ。むしろいつも言い続けていることだが、正式な日程で向こうから 提案してきたことを一方的に反故にする国とまともな外交をしようとして いる外務省が馬鹿なのだ。ここで中国と日本の大きな違いに触れなければ なるまい。簡単なことだが中国は恐怖政党の一党独裁国家であるという ことだ。抗日デモも教育もすべて党の独断で決定でき、国民の世論などは 最後に申し訳程度に考えるということだ。日本はこうすれば支持率を 上げられる、こうすると下がってしまうと常に考える政権与党と既得権益の 死守と捻じ曲がったエリート意識を持った外務省が綱引きをしているので筋の 通った主張ができないのだ。靖国問題は賛否はともかく一国の首相が強烈な 他国の干渉をものともせずに自分の主張を貫いているところは評価すべきだ。 それを認めたうえで賛否を論じなければ民主国家ではない。選挙で選ばれた 議員であり首相なのだから。今後の動向が気になるが、中途半端に終わら せて欲しくはないものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.25 08:46:56
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