カテゴリ:できごと
かつて北海道の、とあるスケートリンクで滑った時のこと、数人しか居なかったので良く覚えているのだが、小学校2年位の男の子2人、多分友達同士だと思うが仲良くはしゃぎながら滑っていた。私がリンクから上がろうとして靴を履き替えていると、なんとその2人がリンクサイドの私の目の前で殴り合いの喧嘩を始めた。
「おいおいおい!」と声を掛けたが2人はボカボカと殴り合っていて私が眼中に入らない。両者の体格が違うが小さい方もよく健闘している。見たところ5分の戦いだ。殴り合いはなかなか決着がつかない。私は怪我をするのではないかと内心ハラハラだった。 ほぼ互角の戦いの最中、引率の先生が現れ、両者がその先生を意識して終わりとなった。2人共もっと戦いたいのに先生が来たので止めざるを得ないという悔しさに満ちた表情をしていた。先生が笑いながら「さっきまで仲良くしていたのにもう喧嘩か。」と言って2人の肩をポンと叩き、2人の喧嘩は渋々終わりになった。 決定打こそ無かったものの両者ともさぞかし痛かったろうし何より、気分が悪かろう。戦い終わり見たところ大きな怪我も無く私も実のところほっとしたと同時に、このように喧嘩できる友達関係が懐かしく、うらやましくも思った。 私には忌まわしい思い出がある。我が子が保育園を卒園した頃だと思うが、我が子の後輩園児が保母さんがちょっと目を離したスキに、園内の2m位の遊具から転落し首の骨を折って死亡したのだ。当時ニュースでも報じられた。そのことをある人に話したところ、悔しがって言うには、「その子は小さな怪我をした事がなかったのでは?怖さを知っていればそんな高い所まで登らなかった筈だ。」と。 教訓:小さなトラブル、小さな怪我どんどんやろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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