テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
カテゴリ:気になる事
だいことは大根のこと。出典こちら。 中国語版1看看 中国語版2看看 俳句は、作者が目にした面白い風景、すなわち道を聞いた旅人に、抜いたばかりの大根で道を教える奇異な発見の感動を作品化している。 川柳は、目にした風景ではなく、作者自身が体験した道を聞いた際に、目の前にむんずと振り上げられた、泥のついたままの大根への驚きが伝わる。「ひん抜いた」という表現が、いかにも粗野な教え方をイメージさせ、格調は劣るが、風景の面白さを訴えかける。 自然を格調高く謳うのが俳句なら、人の機微を面白く言ってみるのが川柳だろうか?
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最終更新日
2014年05月31日 05時47分30秒
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