「ことば探し」

2022/12/11(日)15:30

■「線の思考」と「面の思考」は、こんなに違う

人間というもの(381)

《お詫びとお知らせ》 ■UPがなかなかできず、申し訳ありません。  仕事の〆切り事情で、今しばらく不安定になります。  どうぞ、よろしくお願いいたします。 ■自分の目標を書き込むカード、  アファメーションなどに幅広く使える  「無地のカード」好評発売中! ★詳細、使い方などは→「無地のカード」 「線の思考」とは 論理的な思考で、客観性があり、 他人と容易に共有できる思考原理です。 数や量で捉えられるもので、 輪郭がハッキリしていてコントロール しやすい「線の思考」です。 一方の「面の思考」とは 感性的な思考で、主観的で個別性の高い 思考原理です。 質的にしか捉えられないもので 輪郭がハッキリせず複雑、明解に 定義しづらい「面の思考」です。 数や量で捉えられるものは、 誰にとっても同じ意味を持つので、 客観性があり、共有しやすいものです。 生徒の優秀さを比較するには、 試験の点数という尺度をつくることで 順位をつけることができます。(略) 一方、「面の思考」は主観的で 誰もが異なる印象を抱く可能性があります。 クラスの中で誰が優秀かという順位を つけようとしても、成績だけでなく 性格やリーダーシップなどを総合的に 考えると、なかなか順位はつけられません。 「面の思考」は単純に「量」に還元して 済ませずに、「質」を問題にするのです。 出典元 「線と面の思考術」 おすすめ度4 著者名 袖川 芳之 …………………………………………………………………………………………  ■■※ まゆの「つぶやきコメントときどき解説」 ………………………………………………………………………………………… 「線と面の思考」は、 「分けることができるものかどうか」 であるとも言えるそうです。 例えば、プリンを例にとると、 「プリンは卵と牛乳と砂糖でできている」 と捉えるのは「線の思考」 「プリンっておいしいよね」とか、 「このプリンは好き、あるいは嫌い」 などプリン全体として表現するものは、 「面の思考」だということですね。 多くの人は、このどちからの思考に 偏っていることが多く、話が通じないことの ひとつの原因にもなっているそうです。 線と面の思考だけが原因かどうかわかりませんが、 確かに、数字で説明することや、分かり易く 分解して説明することを好む方もいれば、 そんな面倒なことより「こんな感じ」などの 感性や共感などの方が伝わる方もいます。 自分がどちらに偏っていないかとか、 ときに、この「線の思考」と「面の思考」の 両面でものごとを見てみると、違う視点に 気づき、視点が広がるそうなので、 これから意識して見ていこうと思います。 ■今日のおすすめ本 タイトル:「考える訓練」 著者 :伊藤 真 出版社 :サンマーク出版 (2015/8/24) おすすめ度:4 ≪本からの紹介文≫ 【「試験勉強のカリスマ」が教える、 地頭力を劇的に高める思考トレーニング! 】 ◎日常生活は「考える訓練」の絶好のトレーニング場である ◎「リサーチ」をどんなにしても、考える力は身につかない ◎「なぜ?」を3回繰り返すだけで、いやでも考えが深まる ◎おねだりは、子どもの地頭力を上げるチャンスと思いなさい ◎対立する考えにふれるには、新聞を読み比べるに限る ほか ■「夫婦関係を考えるおすすめ本 33冊」はこちら↓ http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php ■「男女の違いが書いてある 必見!「20冊のおすすめ本」はこちら↓ http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php ■「ことば探し」メールマガジン(月~金)発行しています。  「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。  コンパクトで、読みやすい構成にしています→「購読申込み」 ■アファーメーション700以上UP(毎日変わります)↓  「アファーメーションの書き方、アファーメーション種類」 ■今日のことばの評価をお願いします。  「ことば探し」の評価はこちらをクリック 画面、右側中央になります。 <(_ _)>

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