マザータング
株の勉強をしながらNHKのチャンネルを見ていたら『英語でしゃべらナイト』という番組が再放送されていました。英語を話せない自分は、人生の5%位は損をしているように感じる。話せれば人生の楽しみも一つ以上は増える事だろう。そう思いながらこの番組を見ていたら、リポーターみたいな役で鈴木紗理奈さんが出てきました。彼女は英語でペラペラと外人に質問をぶつけていました。そして返ってきたコトバに対して、また英語でコメントしたりと、一連の会話を普通に行っている姿をみて、正直「スゲー!」って思いました。以前ココのブログでも紹介したさかなくんの時と同じ感覚。今まで彼女のことは”面白い元ヤンのタレント”としか思っていませんでした。英語が話せる事は、彼女はそれ相当の努力をしたはず。そして今回の件で、彼女に+α の人間的な奥行を感じました。自分は、ただ漠然と英語を話したいと思いついたのではなく、海外に行ったときにそれを痛烈に感じたのです。今まで、サイパン、タイ・プーケット、香港・マカオ、アメリカ西海岸と会社の親しい仲間らと何カ国か行きました。アメリカ以外は殆ど日本語でも不自由無く旅行を楽しめます。通貨も、わざわざ交換しなくても日本の¥で勘定出来るほどです。しかし、アメリカは甘かった。レストランでのオーダー、ショッピングのレジでは常に苦戦を強いられました。カタコトの英語で「スープはありますか?」とウエイターに聞いたところ「スーパーライト??」と不思議な顔をされ「スープ、スープ」と連呼したところで「スーパーライトってなんですか?」みたいな返事で全く会話にならない始末です。最後には「ごめんなさい。もうイラネーです。 つД`)・゚・。・゚゚・*:.」と日本語で断る始末。こんなやりとりも、英語さえしっかり話せれば・・・と痛感させられました。アメリカ人は気さくな方が多く、結構話しかけてくれる人がいます。そんな人達にも愛想笑いしながら、頭では「何言ってっかワカンネー」と思うことしか出来ませんでした。この体験を期に、他の国のコトバを話せたら絶対面白いだろうなと思うようになったわけです。たった二言三言の会話で、ひょっとしたら何かに繋がっていく可能性があるかもしれない。それを放っておくのはもったいないと凄く感じました。では何故英語が話せないのか?それは教育方法に有ると思います。外人さんの赤ちゃんだって最初から読み書きは出来ません。第一が正しい音を出す環境(先生)でありその音(発音)を聞分ける事が出来れば、書くのは多分難しい事では無いと思います。田舎育ちのオイラの学校の先生は、もれなく『秋田なまり』オマケされ、更に難解な発音となってました(T_T)音も解らずに書く事はただの暗記にしかならなく、暗記した事は時間がたてば忘れます。(忘却曲線でしたっけ?)暗記と言えば、あれだけ勉強した日本史の年号はせいぜい「794年 平安京」「710年 平城京」「1192年 鎌倉幕府」位しか覚えて無い人も多いはずです。これらが何故暗記にもかかわらず覚えていられるかは、「イイ国創ろう鎌倉幕府」と語呂も良く覚えやすいだけだと思います。英語の出来ない人でも習った事がある人なら、簡単な単語くらいは暗記している事でしょう。日本の英語教育は、書ける事を第一としている事が英語を話せない原因や英語をキライになる理由に繋がっていると感じます。いっその事、最初の1・2年はヒアリングとリスニングだけ教えて貰ってた方が、実は身に付いていたのでは?と思います。なぜなら「暗記による記憶」よりも、「体験による記憶」の方が遙かに身に付くと思うからです。例えれば「ドラマの様な恋をした人」と「恋する人のドラマを見た人」みたいな感じかな?まあ質が違うってことですね。留学した人の話では、「ある日突然英語が理解できるようになる」みたいです。以来スカパー!の海外チャンネルを暇な時流しておいてますが、全然慣れないもんですね。(T_T)タイムマシンがあるなら、学生時代に戻って留学の体験をしてみたいモンです。PS.海外旅行の面白いエピソードが結構ありますので、ブログにてちょっとずつ紹介していきたいなと思ってます。中には危ない体験や犯罪じみた事などもあったりしますので、機会があったら是非見てください♪