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テーマ:鬱病(2269)
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「抑うつ症状(うつ病につながるリスクがある者)」が
小学生の約8%、中学生の約23%にみられるという調査結果が出た。 北海道大大学院の児童精神医学者らの調査で分かったということや。 「何をしても楽しくない」「泣きたい気分」「友達の居ない孤独」といった気分の落ち込みが始終付きまとう。 小中学生といったら、身体もそうやが、心も一番成長や変化のある年齢や。 以前何かの記事で「2歳前後の頃、手のかからぬ子は思春期に非行(いわゆるキレる状態)に走りやすい」というのがあった。 2歳児と言えば一番かわいいときだが一番手のかかる時期でもあるはずや。 その時期に大人しい子どもとなれば、親は楽やなぁ。 「うちの子は大人しいしやんちゃせんのよ~」なんて自慢げに言っとる親たちよ! そんなはずはないねんで。2歳児が「大人」なはずはないねん。 いい子にしてたら褒められる、愛想ふりまいとったら喜ばれる。 せやから大人しゅうしとこ、愛想ふりまいとこ・・ それを子供心に習得してしまうねん。 愛情の勘違いや。 それは大人の叱り方に問題があるねん。 ホンマに危険なことをしたときには手をピシャッと叩く程度に体罰を与えてしっかり目を見て叱る。 そしてそのあと、かわいいから叱るのだと言葉に出してしっかり抱きしめてやれば、叱られることが恐怖だけではなくなるはずや。 大人の言葉でいい。意味はわからなくとも表情とニュアンスでいいこと・悪いことを知っていくはずや。 そういった愛情をかけられることなく育った「表面いい子ちゃん」は、その後いい子であるがためにめいっぱい我慢する。 甘えられる状態を自らが作らねばならないと知らぬうちに小さな心に言い聞かせて育っていく。 そして親ばなれ・子離れの時期になって、あまり親が干渉しなくなってくる頃に爆発するねん。 急に孤独になったり、疑心が出てきたり・・そしてうつ状態になる。 家庭内暴力もその一つや。 どういった育て方ならパーフェクトかなんてぇものは無い。 けど愛情のかけ方をしっかり考えて子の成長を見守りたいものやね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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