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吉川文子のブログ

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2007.02.09
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カテゴリ:カテゴリ未分類
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いよいよバレンタインデーが近付いてきました。

この時期、トップパティシェのチョコレートケーキや海外から空輸されてきたショコラなどいろいろなスイーツがあって、見ているだけでもわくわくさせられます。

私にとって特に思い入れの深いチョコレートスイーツは、子供の頃に母とデパートに出掛けたときに食べたチョコレートケーキです。

ふわふわのスポンジに、胡桃入りのチョコレートクリームを組み合わせたそのケーキは、軽くていくらでも食べられそう…と思っていました。
デパートに出掛けたときにだけ食べられるケーキだと思っていましたので、「このケーキがいつでも食べられたらいいのに。」と真剣に願っていました。

お菓子作りを始めてからもその思いは消えることなく、何とかあのチョコレートクリームの味を再現できないものか、と試行錯誤を繰り返しました。

チョコレートと生クリームを合わせただけのシンプルなクリームは、予想以上に作るのが難しかったです。
最初に作ったものは生クリームの中にチョコレートが細かく散ったような、見るも無残な状態に…
それでも諦めきれず、失敗の原因を一つ一つ解いていくうちに、ようやくイメージに近いふわふわのチョコレートクリームが!出来上がったときは、本当に嬉しかったです。

その後、四角だった形を丸型に変えたり、娘の好みでクリームに胡桃を入れるのをやめるなど我が家風に進化を遂げてきました。
家族からのリクエストの多いこのケーキを作るたび、子供の頃の楽しいひと時を思い出します。







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Last updated  2007.02.09 18:16:15



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