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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2008年03月21日
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カテゴリ:第三章 241 ~ 300 話
.
クラウス
  「格が違うんだよ、貴様とおれとでは。」



  ~
    ~


    ドスーーン  ドスーーン ドスーーン  キリキリ ドスーーン  ドスーーン
        ドスーーン  メリメリ ドスーーン  ドスーーン    ドスーーン   ドスーーン

 ゾルダの木々伐採で、見る見る間に密林に裸の地帯が広がっていったっ!

 足元に倒れた大木を両手で起こし上げ、プロレスの大車輪の大技のように根っこを掴み自分を
 中心に回転し、勢いよく[木軍兵]が密集する地帯に放り投げたっ!

ゾルダ
  「ほらよっ。」
          ビュン、ビュン   彡スポっ
              ビューーーーン       ズガズガっ!

 『うわぁぁぁ!』  『ぐわぁっ』

 木軍兵が大木とその大きく広がる枝葉になぎ倒されたっ!

スワン
  「おらおらっ! ゾルダ、どけーーっ! ここはオレに任せろーーーっ!」
ゾルダ
  「はぁ~?」  (ぬぼっと後ろを振り返るゾルダ。)
スワン
  「どけって言ってんだよっ! 死にたいのかいっ!」  (どえりゃ権幕のスワン!)
ゾルダ
  「は、はぁ。」

 その形相を見るや、素早く退避するゾルダ。  サササササ…



 ↑↑ズボっ   ズボっ↑↑
           ズボっ↑↑         ↑↑ズボっ
                     ↑↑ズボっ   ズボっ↑↑

 次々と地面から現れ、不意打ち攻撃を仕掛ける土軍兵達!

ザウバー
  「フンっ おりゃ!」

 バシっ ズボっ  ガシガシっ  ズコーン
 『ぐぉっ』
   『ギャっ』 『うぐっ』
              『うっ』    『うわぁぁっ』

 襲い掛かる土軍兵達を次々と蹴りと水平打ち、正拳突で粉砕していくザウバー!
 突然地面が陥没しても、  ピョン彡    ズコっ

 『ぐわぁぁっ』

ザウバー
  「つまらぬモグラ叩きゲームよ。」

 落ちていた[力軍兵]の大きな片刃剣を手にし、地面スレスレに回転させながら投げつけた!

 ビュンビュンビュン
       きらきらスパっ きらきらスパきらきらスパっ   スパっきらきら


 ひょこっと顔を出す土軍兵達の首を次々と切断していくっ!



  ~
    ~


スワン
  「まとめてあの世に送ってやるーーーっ!」

 両手の人差し指を密林に向かって勢い良く差し出したスワン。

スパーク ジリジリ


         いなずま                いなずま
   ジリジリジリいなずま  ジリジリジリいなずま        いなずま
       ジリジリジリいなずま  ジリジリジリいなずま
            ジリジリジリいなずま  ジリジリジリいなずま  いなずま
      いなずま           ジリジリジリいなずま  ジリジリジリいなずま
     いなずま
                  いなずま         いなずま
  ズバーーン  ズバーーン  ズバーーン  ズバーーン
       ズバーーン  ズバーーン  ズバーーン  ズバーーン


 強烈な電撃を密林中に打ち放ち、木々が雷に打たれたように激しい爆音と共に真っ二つに裂け、
 そして炎上を始めたっ!

 木々に潜んでいた木軍兵達は一網打尽に電撃の餌食にっ!

 『うわぁぁっ』  『ギャーーー』  『ぐぉぉぉっ』

[木軍長]仲孫 棟(ちゅうそん れん)
  「ぐわっ」
          彡ドサ  彡ドサ 彡ドサ    彡ドサ彡ドサ

 次々と感電し丸焦げとなり、落下していった。


 上空を見上げたガイザー、

ガイザー総帥
  「彼らはわたくしが面倒を見ることにしますか。  フンっ」

 右手の握りこぶしにした腕を真下に勢い良く伸ばしたガイザー、

 『うぉっ?』
       『な、なんっ !? 』  『うわぁ・・・』

[空軍長](りゅう くうさい)
  「うぐ・・・、じ、自由に う、動けん・・・・」

 飛行中の空軍兵が、突然急降下を始めたっ!

 ヒュ~↓↓↓↓              ヒュ~↓↓↓↓
   ヒュ~↓↓↓↓      ヒュ~↓↓↓↓
            ヒュ~↓↓↓↓

        ヒュ~↓↓↓↓
                             ヒュ~↓↓↓↓

 そして・・・・

      ドスーーン ドスーーン   ドスンドスーーン  ドスン

 急降下のまま地面に叩き付けられていく!

[空軍長](りゅう くうさい)
  「く、くそぉぉぉ、つ、墜落するっ!」

 空中でジタバタする[空軍長](りゅう くうさい)、まじかに地面が
 迫ったその時だった!

        ≡≡≡≡≡≡≡≡≡シュパァーーーー    サっ


              彡彡彡彡 ヒュ~~ 彡彡彡彡



 一陣の風がこの戦場に流れ、密林からの煙を横に流し、死体の山となっている野原の砂塵を
 巻き上げた。

 巻き上がった砂塵の中に立つプルーガー、スワン、ザウバー、クラウス、そしてゾルダ。
 ただ一人、土の中から顔を出す[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)の姿の大竹林寺兵。

ガイザー総帥
  「ん・・・?」
クラウス
  「誰だ?」
[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)
  「なんだ? あいつ・・・。」

ザウバー
  「くっ・・・・野郎・・・・」  ( 握りこぶしに力が入った。 )


 ドサっ彡

 墜落を阻止し、抱いていた[空軍長](りゅう くうさい)の身体を地面に投げ捨て
 た一人の男。


???
  「黄龍道(おうりゅうどう)元帥、随分と劣勢じゃないか。」


 その時、三度空模様が急転し、天空が次第にドス黒い雲に覆われていく。



雲行き(どんより)


暗雲





ドス暗い太陽






 そしてその中央にあの男の顔が浮かび上がった。

[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「ふっふっふっ、劣勢かね。 同士を失った程度だ、動揺すらしておらん。」
???
  「みんな倒されちまったじゃないか。 こんなことで大竹林寺を守れるのか?」
[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「心配は要らん。 彼らの子供たちは元気に遊んでおるわい。 子孫は継続する。
   それより何か? 貴様がこいつらを片付けてみせるとでも言うのかな。」
???
  「断っておくが、おれは貴様ら大竹林寺の敵じゃないが、味方でもないんだぜ。
   フっ、さてどうすっかな。」

スワン
  「何ざれ事をやってるっ!
   ごちゃごちゃとうるさいんだよっ! やるなら相手になるからさっさと掛かってきなっ!」

???
  「威勢のいいおばさんだな。」
スワン
  「お、おばさんだとっ!」 

 ムカッときたスワン、 謎の男に向かって指を向けたっ!   そして、



スパーク01



 ジリジリジリジリジリジリっ!   サっ   電撃大 ズバーーン



スワン
  「なにっ!」
ゾルダ
  「はえーっ!」




第280話 壮絶っ! -5 へ
(けっ、期待はしてなかったが、つまらねぇ回答だな)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月04日 14時56分20秒
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