2021/02/28(日)23:09
「タイニー・ファニチャー」
映画.comのALL TIME BESTにあり、Amazonプライム・ビデオで見られたので見てみた。
大ヒットテレビドラマシリーズ「GIRLS ガールズ」のクリエイター兼主演で注目されたレナ・ダナムの長編監督映画。そんなことを知らずに見始めて、なんか「GIRLS ガールズ」ぽいなぁ、と思い、いやほぼそのまんまじゃないかと意気消沈してしまった。「GIRLS ガールズ」は面白く現代を切り取っている作品であってしばらくみていたけれど、自己肯定感が低いわりにプライドのある女の子がずー-と出ていて嫌気がさしてきて見ることをやめたような気がする。
どうでもいい野郎に宿を貸すわりに、仲のいい友達を大事にしなかったり、家族に頼っているのに疎ましく思い、また自堕落で逆切れする主人公はとてもじゃないが好きになれない。好感も持てない。見ていてもフラストレーションが溜まるだけで、良いことがない。
この作品がALL TIME BESTとはいったいどういう感性なのだろう?
Amazonにて
2010年/アメリカ/99分/
監督:レナ・ダナム
脚本:レナ・ダナム
出演:レナ・ダナム、ローリー・シモンズ、グレース・ダナム、ジェミマ・カーク、メリット・ウェバー、デビッド・コール、アレックス・カルポフスキ、サラ・ソフィー・フリッカー、ガーランド・ハンター、エイミー・サイメッツ
原題:Tiny Furniture(「小さな家具」) お薦め度
「タイニー・ファニチャー」★★★(60%)