マイライフ・マイシネマアルカディア

2021/03/21(日)21:18

「Mankマンク」

家で見た映画(1720)

う~ん…。 期待していたものではなかった。 つまらない、おもしろくない?なんだろう? 白黒画面を見ていて、アカデミー作品賞をとった「ローマ」があるから、白黒で撮ったのか?と思い。カラー作品を嫌ったチャップリンなら、白黒で撮ったほうが良かったと言うだろうか?とも考えた。 難解な作品ではない、ただ時系列があちこちとんでわかりづらい。ちょっと混乱する。 白黒で見るせいか、女優が奇麗だった。アマンダ・セイフライドは美しく、リリー・コリンズもオードリー・ヘップバーンばりにチャーミングだった。 実話の話なので、アマンダ・セイフライドが演じたマリオン・デイビスという女優がいるのかと思い、ググると確かにいた。1985年生まれのアマンダは34歳で盛りを過ぎた、過ぎつつあった女優を演じている。女優が女優を演じることは難しいと思うけれど、アマンダは「ラブレース」でも女優を見事に演じきっていて、今回も素晴らしい出来。助演女優賞ものだと思えるほどだ。実際、アカデミー助演女優賞にノミネートされている。 演技巧者のゲイリー・オールドマンであるが、チャーチルを演じたときもそうであったが、チャーチルでありゲイリーであった。今回も、マンクことハーマン・J・マンキウィッツでありゲイリーであった。そう、誰が見てもゲイリーであった。もう少し面相を変えてもよかったのかもしれない。 映画ファンが見て、楽しめる内容と思えなかったけれど、脚本家が見たら、印象が違うのかもしれない。 Netflixにて 2020年/アメリカ/132分/G​​​監督:デビッド・フィンチャー 脚本:ジャンク・フィンチャー出演:ゲイリー・オールドマン、アマンダ・セイフライド、リリー・コリンズ、アーリス・ハワード、トム・ペルフリー、サム・トラウトン、フェルディナンド・キングズレー、タペンス・ミドルトン、トム・パーク、ジョセフ・クロス、ジェイミー・マクシェーン、トビー・レナード・ムーア、モニカ・ゴスマン、チャールズ・ダンス ​​​原題:Mank(「マンク」)​​​ お薦め度 「​Mank マンク​」★★★☆(70%)​​ 

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