2021/11/16(火)07:00
読書レビュー「祝祭と予感」恩田陸:著 幻冬舎
文庫本で上下巻にわかれる「蜜蜂と遠雷」は読み終えるまでにずいぶんとかかった。読み応えのある内容に咀嚼していきながらの読書はなかなか力が必要だった。
それに引き換え続編ともいえるこの「祝祭と予感」の短編集はエッセイを読むくらいの読みやすさ。そのうえ、この上ない感動を味合わせてくれる。
短編は6本。
・祝祭と掃苔・獅子と芍薬・袈裟と鞦韆・竪琴と葦笛・鈴蘭と階段・伝説と予感
三つ目の「袈裟と鞦韆」と五つ目の「鈴蘭と階段」に感動しました。
大いに感動しました。
素敵な感動を味合わせてくれて感謝です。
「蜜蜂と遠雷」の読者に読んでほしいスピンオフ小説です。
祝祭と予感 [ 恩田陸 ]