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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:成長日記
この日も盛りだくさんの一日でした(^^;
朝の行き渋りは、週明けということでそりゃもう大変(><) 行ってしまえばケロッとしているんだから、何かきっかけがあればきっとすんなりいくんだろうけど、なかなか教室にお目当てなものを見つけることができない(--; それじゃあ、物欲に燃えるコウの心を掻き立ててやるかと、 「元気に行ってきますができたら、29日に鉄道模型のお店に行こう」 とお約束をしたのですが、結果は撃沈(><) 「これじゃあ、明日はお店に行けないね」 と言えば、グズグズはさらにエスカレート(;_;) 火に油を注いでしまったわ(--; 何が心配って、このグズグズ加減を、クラスのお友達は必ず目にすることになってしまうこと。 せっかく仲良しになったお友達も、「一緒に行こうよ」って声をかけてくれるのに、その好意を台無しにしてしまうコウ(--; 私にしがみついて、ギャーギャー叫ぶ姿は、決して格好のいいものではないし、そのうちお友達に愛想をつかされてしまいそうだわよ(--; 結局、担任のY先生が通りかかって、半ば諦めモードで教室に向かうコウでした(;_;) 本日は、Y先生とコーディネーターの先生との面談の日。 旦那にコウを預かってもらい、支援学級の教室で、当面の支援に関して話し合いました。 ☆親の方からの要望としては、現在行っている算数の時間の補助。 全体指示が通りにくいので、個別に必ず声かけをしていただきたいこと。 言葉がけ、説明の仕方を変えるだけで、すんなり理解できることもあるので、より具体的な指示をしていただきたいこと。 ☆やるべきことに関しては、特別扱いをせずに、きっちり指示を出して欲しいこと。 掃除の時間など、何もせずに寝転がっていることもあるらしいので、きっちり役割を指示して、やり遂げたという経験をさせていただきたいこと。 ☆図工の時間などにも補助の先生がついてくれるとありがたいということ。 などをお伝えしました。 Y先生の方から、現在の学校生活において、担任一人で厳しくなる時間が図工の時間とのこと。 結局、全体指示で手が動くことが今現在全くなく、指示を終えた状態でコウにべったり指導・補助をしてしまうと、他の子の作業状況が把握しきれなくなってしまうらしいです(><) 何せコウの苦手とするところ、「切る」という作業、「折る」という作業、すっかり苦手意識バリバリだもんなぁ。。。 これは、療育でも常日頃やっていても、なかなか向上していかない。 ひとつの原因としては、右手用のハサミを使っていたこと。 これは、今回左用のハサミを持たせているので、以前よりはハサミの刃が垂直になるようになってきている。 でも、紙を右手で動かしつつ切るってことが、どうしてもうまくできない(--; 日々練習しかないんだよね。 1日5分でもいいから、家庭の中でもやらせていかないと、本当にやばいかも?って痛感しました(--; 体育の時間は、時折フラッと集団から逸れて行ってしまうことがあるらしい(><) 呼べば戻ってくるような感じなので、それほどその場を乱すというわけでもないが、これから運動会の練習が本格的になってくるので、まずは、集団の中で動けるように指導をしていくとのこと。 我が校は、校長・教頭を始め、専科の先生も含めて、フル活動で特別支援に力を入れています。 それでも、支援の要望が多く、生徒ひとりに対して個別に補助がつけられる時間は限られてしまいます。 コウに関しては、算数の毎時間の補助、行く行くは、クラスの中でも通常の進み具合でOKな生徒と遅れがちな生徒の2つに分かれての指導も入ってくるので、状況に応じてやっていきたいと。 また、取り出し授業に関しては、今のところは必要がないので、これまた行く行く静かな場所・個別指導の方が頭に入りやすい状況になった場合に考えていくとのこと。 時間とすると、個別にあてがわれる時間は1週間で3時間程度。 毎回算数の時間に補助をつけてもらえるだけ、ありがたいと思わなくちゃね(^^; クラスの中でも、コウをフォローしてくれるお友達が増えてきているので、そのような子供たちからの力も借りつつ、今年度の目標は、たとえゆっくりでも構わないので、時間の流れの中で集団行動が出来るようになるということ。 そんな感じでしょうか? こちらの方から、資料として、軽度発達障害に関する知識の書かれた小冊子、学習法などの載っている雑誌など、また、コウの通っている教育セッターの見学会の資料も合わせてお渡ししました。 先生方の理解を深めるため、要所をコピーして、全職員に配ってくれるそうです。 「職員も、積極的に講演会・勉強会などには参加をしておりますが、やはり保護者の方々に教えられることがたくさんありますので、気がついたことがありましたらドンドンお話くださいね」 と言っていただけたことで、ひとまずホッとしました(^^; そしてYくんのことも。 我が担任は学年主任だし、把握もしていただきたかったので、今までのいきさつを説明しました。 Y先生、かなりびっくりしていて、真剣に耳を傾けてくれました。 いわゆる健常のお子さんと違うところは、記憶の上書きが難しいということ。 からかい半分でやっていること、えっ?こんなことが?って思うようなことが、のちに大きな傷となってしまうこともあるということ。 傷になってしまった場合、それを打ち消すことがどれだけ困難なことか。 「大丈夫です」という言葉が、反対に親を苦しめることになること。 などなど。。。 Y先生、熱心に耳を傾けてくれて、「職員全体で、守っていけるように頑張ります」と。 また、「どんな小さなこともお話してください」 とおっしゃっていただきました。 ちなみに「からかっているコの名前はわかりますか?」 と聞かれ、お伝えしたところ、 「ああ。。。この場で言うことではないんですけど、本当にやってもおかしくないというか、確かにその傾向のあるお子さんなんですよね。エスカレートしていくことは、このお子さんにとっても良くないことなので、休み時間など気にして見ていくようにしていきますね」 と。 後は、何よりYくんの担任。。。 Y先生、この担任にどう伝えていくのか? 少しでも気持ちを改めてくれるといいんだけどなぁ。 コーディネーターの先生も、結局担任が「大丈夫ですから」と言ってしまえば、口をはさむことができないと。 まあ、元々、本当におっとりしているおばあちゃんになりかかりの先生で、発言力はなさそうだしなぁ。。。 耳を傾けてくれるだけ、まだありがたいと思わなくちゃね。 「せっかく、この学校を選んでくださったこと、そのお気持ちを台無しにするようなことは、絶対無いように、職員一同頑張りますので、いつでも声をかけてくださいね。お母さんたち、本当に立派だと思いますし、頭が下がります。勉強不足で申し訳ありませんが、これからもどうぞよろしくお願いします」 と。 決して建前ではなく、心からのお気持ちであることは十分伝わってきたし、これから協力を重ねながら、子供たちにとって安心して通える学校作りをしていきたいと思います。 ******************* 面談後、今年度の学校説明会。 私、みんな参加するんだと思っていたら、父兄は30~40人程度(@_@; 知っている顔もほとんどないような状態でした(><) でもね、出席してよかった♪ 学校独自の教育理念や方式等、とても楽しい内容だったり、感心させられたり。 内容は割愛させていただきますが、自分が生徒だったらとても魅力的だったに違いありません。 その後引き続いてPTA総会があったのですが、職員の自己紹介もすご~く楽しかった☆ ここの先生たち、みなさん話上手だし、子供に対する愛情・熱意もとても感じられました。 でもね、その中で、やっぱりYくんの担任だけは、なんていうか「堅い」んだよね(--; 先入観もあるのかな? お迎えから長丁場でしたが、見入りのある一日でした(^^) コウ、実はこの日、スイミングの無料体験日。久しぶりにYUちゃんと再会です。 このお話は、長くなってしまったので、次の日記へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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