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龍の集う町-The Dragon City-

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カテゴリ:ギター。
題名通り。
でゎ早速w
ルールは前回、つまり第1弾通り(何ルールって)
ちなみに効果音の字数全く数えてません(待)

空に宇宙船がー地上に降りるーゴゥンゴゥン ゴゴゴゴゴゴ
シュバァア……。煙を巻き上げながら地上に降り立った宇宙船。
と、扉が開いた。
開いた扉の先には煙が立ち込めている。
中に入ると、また奇妙な地響きがした。
地響きの音を追った。
その先にはとてつもなく巨大なものがあった。
それは、眩い光を放っている。
だが、そこには誰一人いない。
ただ、その光が地響きの原因であり、そのものから時たま光が放たれ放物線を描くくらいだった。
その巨大なもの……それは何か?
眩しくてよく見えないが、確かにこれが地響きを起こしているのだと言うことだけは分かった。
いつだっただろう、ずっと前に見たことがある、そんな気がするのだけれど。
……思い出せない。
それが何処の事だったかさえも。
思い出すためにできること。それは、その光に触れる事だ。そう、それをすれば何となく思い出せる気がしたのだ。
そして、僕はその光を全身に浴び、それに触れた。と、次の瞬間それがさっきよりも凄まじい光を放ち、消えた。
そこにあったものは――巨大な水晶玉のようなものだった。
――一見、大きいだけだが、それは暖かかった。
温もりが感じられた。
「心の温もり」
「優しさ」
そう、僕が触れ、感じたのはまさにそれだった。
僕は忘れていたのだ。
そう、「優しさ」と「温もり」を。
それを思い出した今、僕の中の何かが溢れ出した。とめどない涙……もうそれらを忘れる事の無いように。
今まで、ただ誰かの言いなりになってそれをするばかりだった僕。
だけど、光が僕に教えてくれた。
「もう温もりも優しさも忘れるな。心を開け。涙を流せ。笑え。感情のない機械人形に成り果てるな」
と……。
そう、僕は機械人形のようにただ言いなりになるだけで笑いもしなければ、涙を流しもしなかった。
それ故に、優しさも、温もりも遥か彼方へと、僕の手の届かない所へと消え去ってしまっていたのだ。
――もう二度と忘れない。温もりも、優しさも……感情も――
そんな堅い決意とともに僕に光を運んでくれた宇宙船を後にした。


なんか最初よりも随分とまァ、ダーク系になったことですな(ぉぃ)

Mへ(見てるか知らんが←マタカ)
面白いねェ(待)
また書きましょうやーw





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Last updated  2005.05.16 00:57:20
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