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電車の中ではせめてくつろぎたいものである。
しかしいつも電車の権力者、オバサンによって阻害される。 昨日こんなことがあった。 一日で最も混雑する時間帯、私の車両はもうこれ以上 子供だって入れない状況になった。 幸いにもそれ以上待っている人がいなかったので、 ドアのぷしゅぅと閉まる音を聞いて我々は安堵した。 しかし悲劇は安堵のあとに訪れる。突然、むこうから どしどしどし、という白亜紀にタイムスリップしたのでは と思いこむような激しい地響きがした。 オバサンが走りこんできたのである。私たちの車両は こちらにこないことを神に祈った。 しかし祈りは届かなかった。目前までオバサンがきた とはいえ、ドアはもう閉まっているのである。 隣の若い母親が子供に向かって 「もう大丈夫よ、心配しなくていいわ」 と言っているような気がした。 しかし、そんなことで諦めるオバサンではなかった。 いきなりそのしまったドアに、両拳を振り上げて どんどんとたたき始めたのである。電車が揺れた。 先の母親は子供に 「みてはだめ」と隠してしまったに違いない。 我々は恐怖に震えながら、 固唾をのんで、オバサンが諦めるのを待った。しかし・・・ 車掌はその圧倒的な力の前に威圧され、屈服した。 ドアをあけてしまったのである。 しかし、もうこの車両は限界まで入っている。 だが、オバサンはお尻をこちらにむけると、 ぐぐぐと乗客を押し込んでいった。いや押しつぶした。 数名の乗客が、耐えきれず「ぷち」「ぷち」とつぶれた。 私もあやうくぺちゃんこになるところだった。 オバサン一人いれるために、少なくとも5人は圧縮された。 このような事態を重くみたのか、私の利用する電車では 「女性車両」の導入がなされている。 しかしまだまだ認知率が悪いのか、 相変わらずオバサンは「女性車両」に乗っていない。 「中年女性専用車両」と名を改めるべきだろう。 もっとストレートに「中年女性収容車両」でもいい。 一刻もはやく、平和な通学を実現してもらいたい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.04.23 18:59:01
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