「はやぶさ」"グランクラス"に乗った
JRでもっとも豪華な座席として、いつかは乗ってみたいと思っていた「はやぶさ」 "グランクラス"、意外に早くその機会がやってきた。 東京、仙台間グランクラスのグリーン料金は9,000円。東京から新青森まで乗っても、10,000円。ならば仙台まで乗るのはばかばかしいし、1時間半のためにそんな贅沢をするほど裕福でもない。 しかし、現在震災後の一部徐行暫定ダイヤで、東京仙台間が「はやぶさ」で2時間10分もかかる。サービスにお金を支払うなら、その時間は長い方がよい。 グランクラスの料金のうち5,000円は震災復興に寄付されるという。そのくらいは寄付するつもりだったから、5,000円引きと同じこと。 一方、大震災復興ボランティア向け(と言っても誰でも買える)新幹線片道自由席5,000円(上り限定)という激安切符がある。これを使えば片道4,500円浮く。したがって往復を考えれば、まともに切符を買うより、9,500円も安く"グランクラス"に乗れてしまうのだ。普通車正規料金で往復するより安い。今しかない! 乗り心地のレポートは日を改めて。写真はサービスのお弁当と、グランクラスロゴ入りワイン(180ml)。この他に本格的なコーヒー?(注文したのにさっぱり持ってこず、そのうち良い香りが漂ってきた)を入れてもらった。これだけで1,500円以上の価値がある。 お弁当は軽食用だから量は少ないが、幕の内弁当のような和食をあまり好まない私が食べても、非常に美味しかった。車両は飛行機のビジネスクラス程度に快適だった。震災前の「はやて・こまち」より30分遅いが、そんなことは気にならないほど快適だった。その程度です。