(・・・1からの続き)
【 水道料金から 】
メンテナンスまで考えると洋式の流れは決定的・・・。TOTOもINAXもHPでは洋式ばっかり。
ついでに言うと、水道料金的には使用水量が減ってもそれほど料金に影響するかどうか・・・。
平成14年度(古い!)の東京都水道局発『一般家庭水使用目的別実態調査』によると
風呂: 24% トイレ: 28% 洗濯: 17%
洗面・その他: 8% 炊事: 23%
東京都水道局並びに横浜市水道局の平成18年度の一人当たり平均使用水量は・・・
東京 : 7.8立方メートル/月
横浜 : 15立方メートル/2カ月(一月では7.5)
間を取って2ヶ月(水道は2ヶ月ごと請求)で15.3立方メートルとします。
コレに古いデータですが仮に上の使途目的の率をかけると・・・
2ヶ月での一人当たり平均トイレ使用水量 : 3.672立方メートル
つまり3,672リットル。
コレに一回辺り13リットルとして2ヶ月=60日で仮に計算すると トイレで一日辺り流す回数は4.7回
コレなら一人暮らしなら大体妥当かな、と。
因みに一回10リットルなら6.12回。 一回8リットルなら7.65回。
回数は4.7が平均として無理矢理割戻しすると・・・
13リットル ⇒ 8リットル の場合2ヶ月で
3,672リットル ⇒ 2,256リットル (1,416リットル減)
大体1.5立方メートル弱の減になります。
水道は使用量が増える毎に割高になる料金体系ですので全体の使用量・地域にもよりますが料金が改定されれば吹っ飛ぶ程度の差額だと思った方がよさそうです。
メーカーでは多いところでは年間で数万円の節約効果をうたっていますが、相当使わないと水道料金(+下水道使用料)では驚くほどの効果は無いのではないかと個人的には思います。
和式と洋式では上に紹介した程度のスペック差なら水道料金で差をつけるほどではないとここでは結論付けます。
それに・・・
洋式は水道料金には今後ウォッシュレットの使用分(+下水道使用料+電気代)が加味されないと 単純にランニングコストの優劣は付けられないでしょう。 和式はウォッシュレットが付かない分ペーパー使用量が増えるんだし。
【 一応のまとめ 】
和式・洋式のどちらが良いかと言う話になると結局 観念的な (和式のよさが分かっていない!とか)話になってしまうのですが、逆に言うとそれ以外の経済的な部分で優位性を示そうとしても難しいというのが感想です。
そうなると、結局声が大きい方が通ってしまいますし、主要メーカーが洋式一辺倒の中では洋式化が必然でしょうね。
ただ・・・
自分が小学校くらいの時には ”小”は良くても”大”に篭っていることで『学校でウ◎コした奴』ということで 延々そのことを言われ続けている奴がクラスに一人位はいました。 で、そんな虐めまがいの状況を見ていると家まで我慢してみたりするわけです。
今の子って気にせず使えるんですかね?
そもそも使わないことには こんな話は何の意味もない!
むしろ、『洋か和か?』では無くて、別のところを考える方が建設的では?
女性の方は”潔癖派”の問題はあるにせよ ”洋式”か”和式”の択一ですが、男性の側 特に小学校位だと便器云々よりトイレスペースの清掃がしやすいように壁材・床材を工夫する方が良い気がします。 小便器の高さや形状を考慮するとか・・・。
だらだら検証してこんな結論も無いものですが、教育委員会が
(`・ω・´)キリッ『洋式は時代の流れで、思い切って変える!!』
っていう程性急に 且つ大枚投じて行うものでもないような気がします。
(耐用年数で順次 洋式に入れ替えれば済む)
力入れるところ間違えてるだろ~。
【 蛇 足 】
トイレにまつわる小学校低学年の虐め(まがい)の実例(30年弱前・・・)
・ 女子トイレに無理矢理入れて”変態”のレッテルを貼る
・ ”大”の流し忘れに対して犯人探し
・ ”大”に篭っているものに対して外側から言葉の暴力
等々・・・。 昔の方が陰険だったのか?