今日は今年最後の中国茶教室でした
今年も一年間色々なお茶を飲んだなぁ~
定番のお茶もあれば、普段飲めないような珍しいお茶もあり、
淹れ方も様々・・・本当に楽しくて勉強になる時間でした
今回も色々な種類のお茶が出ました
まずは定番の黄金桂。
今年の秋茶なんだけど、今年は出来がイマイチらしく、
先生はあまり納得のいく茶葉じゃないみたい(笑)
揉捻があまくて、巻きも発酵も浅い感じ。
そのせいか淹れたお茶は、お茶の味も甘みより
渋みが先に立ってくる感じがする。
淹れた後の茶葉も一煎目で開ききってしまった
揉捻:茶葉を揉んで発酵を促す工程
揉捻がちゃんとしている茶葉と
飲み比べをしたんだけど、全然違うの
茶葉の形や色からして違うし、
淹れた時の香りも素晴らしい
味もまずは甘みがきて、その奥に
お茶の渋みなどがある感じ・・・
2煎目、3煎目を淹れても美味しく淹れられる。
作り方が甘いとお茶の出来も変わってくるんだなぁ~
変わったお茶の淹れ方としては、スパイス仕立の紅茶と梨湯
スパイス茶は、八角、桂皮、丁子、
胡椒、リンゴ、生姜を入れて作るお茶。
先にスパイスと茶葉でお茶を入れ、
後からリンゴと生姜を入れて作ります。
最初はスパイスの強い香りだったのが、
リンゴと生姜を入れると香りがマイルドになる。
お茶の味もスパイスがきつすぎず、体にも良さそう
食後に飲んだら口の中も
お腹もスッキリ。体も温まりそう
使うスパイスもクリスマスに合いそうな感じだよね
パーティで最後にこのお茶が出てきても素敵~
梨湯は、切った梨と氷砂糖で作るお茶。
ほんのり梨の香りと味がするお茶で、のどにいいんだって
初期の風邪でのどが痛い時とか飲んでみたいお茶
中国では梨に火を通して使う事が多いらしく、
最近温かい梨料理を食べる機会が多いんだけど、
そんな梨料理ともちょっと違う感じ。
私この梨湯好きだわ~~
でももう梨は見なくなっちゃったね
喉にいいし、これからの季節に合うお茶なのに・・・
洋ナシだったら手に入るかな 今度探してみようっと
今日のお茶請けは、庭にある紅葉を飾った中に
様々なドライフルーツやカボチャの種などを
入れたお盆で出てきました
すっごく素敵な演出だと思うんだけど、
これ見て12月という感じはしないよね
でも本当にお庭にはこんな黄色い紅葉がいっぱい
こんな所にも温暖化の影響が・・・(苦笑)