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シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

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2011.08.06
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今まで地球を資源として乱開発をし、産業廃棄物の処理場とする行為をしてきました。その結果、自然生態系・地球生態系を破壊し、このままではいずれ行き詰まりになると考えらるようになってきました。


 ※ 当然そこには各国の政治的な考えなど含まれますが、ここではもう少し身近なところから
   考えていきます。


平行するように昨今、従来問題にならなかった室内の空気質による健康障害であるシックハウス症候群、さらに微量の化学物質にも反応してしまう化学物質過敏症、最近では3人に1人はいるといわれるアレルギーなど様々な問題が表面化してきました。

ここで気づくのは我々の生活の便利さや快適さの追及によって環境問題を引き起こし、さらに従来では考えられなった健康障害を引き起こしているということです。


では、この現状にどのように対処していくべきでしょうか?

 
まず我々は、地球環境を考えるという傲慢な考えでなく、この地に生をいただき、住まわせていただいていることに感謝し、いかに我々自身が人間として責任を持って生を営んでいけるかということを真剣に考えていく必要があるように感じます。

そこで身近なところから我々自身の生活の改善を行なうことが一歩前へ進むことになると思います。

 
では、今ある生活を見直し、改善していくとは?


言葉にするとやさしく感じますが、なかなか実行するとなると難しいものだと痛感します。


一歩前へ踏み出すために行なう「改善」という言葉


簡単に意味を考えると、悪いところを改めてよくしていくということになります。

さらに、この言葉の意味をもう少し思惟してみると、


 

   善悪の善で、法則に適っている、世の中の筋道に適っている、正しいという意味合い


 改善

   悪いところを改めてよくするということで、過去の絶対否定ではない


というように理解できます。


ようするに、正しい方向に改めていくということになります。


では、一体どのように改めていくべきなのでしょうか?


世の中、自分自身がよかれと考え行動を起こした場合にも、逆に弊害を起こすということは多々あります。

ここで難しいのは自分にとってよいと考え行動するのか、社会や環境にとってよいと考えて行動するのかによっても結果が違ってくるということです。

又、よいことも行き過ぎた場合においては弊害を起こすということもあります。


その辺りを見極めるには、生きていく姿勢が問われることにもつながると思います。


そう考えると、「改善」とは、人間としての根本の物の考え方について深く考え、姿勢を正して前へ進む一歩だといえます。


こうして改善という言葉の意味合いを考えると非常に奥深いものがあると感じます。


では、根本の物の考え方を正すとともに、具体的にどのように前に進んでいくかを考えてみます。


今日我々が存在するこの21世紀は、1世紀からいきなり21世紀になったのでしょうか?


そうではありません。


世の中は、先人や先達が営んでこられた日々の積み重ねでできている時間的な流れと、この時間の流れの中で人々が共有している社会的空間の交わりによって日々進んでいます。

個々の存在は時間的な流れと社会的空間の交わったところに位置していますが、そこで今日の我々が生を営んでいる時や空間における環境において、様々な問題が起きていることに気づきます。

環境の問題や従来では考えられなかった健康障害も気づき始めた問題の一部分だといえます。


では、この問題が起きているのはすべて過去からの流れで、先人や先達のされたことはすべて否定しないといけないのでしょうか?


そうではないと思います。


現在、環境問題や従来では考えられなかった健康障害など様々な問題が起きていることは事実です。

これは過去の原因が結果として現在の相として現れ、又、未来に対する警告を意味するものとして真摯に受け止める必要があると思います。


では、現在の相として現れた過去の原因についてもう少し検証してみます。


我々の生活が、食品や電化製品(テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンなど)、日常生活用品などの安定供給によって多くの恩恵を受けていることは事実で、ここに至るまでに先人の様々な苦労、犠牲が伴ってきたのは間違いのないことだと思います。

しかし、その中には人間がよいと考えて行ってきたことが弊害となって現れている面、又、行き過ぎてしまっている面などがあります。


衣・食・住は人間が人間としての生活を営む基本といわれていますが、その基本に対して、科学が急速に進み、物質的優位、物質中心の時代になり、生活や製品開発に善という考えを忘れてきた面があり、それが弊害となっていると考えられます。

それは使い手側の我々が低価格でデザイン性もよく、より便利で手間が省けるものを要求し、一方で作り手側はそれに応えるように、こうするとより便利で手間が省けるといった提案を行い、止まることのない製品開発及び供給が行なわれてきたということもあります。


当然、研究や開発を否定しているわけではありません。


昨今では製品開発におかれても環境を含めた広い視野での製品の研究・開発が行なわれており、研究・開発が行われることにより進歩・発展が期待できるというのも事実です。


ただそこに行き過ぎてしまうことや人間中心に考える物質的優位、物質中心の表面的相の豊かさだけに目を向けていくのは問題があると思います。


さらに、現在における様々な問題をただ単に過去の原因が引き起こした結果としてだけでとらえるのでなく、未来への警告もしくは未来に対する道を教えてくれているととらえる必要があります。

過去行なったことが現在の相として現れるといいましたが、現在引き起こされている環境問題や過去には問題にならなかった健康影響(アレルギーやシックハウス症候群、化学物質過敏症など)の原因の一つであると考えられる「衣・食・住」を中心に急激に進んだ製品開発についてもう一度思惟してみます。

まず、先人、先輩方は現在の様々な問題が起こることがわかっていてそのような製品や商品を作り続けてこられたのでしょうか?


決してそうではないと思います。


その時代その時代に応じて、そのときにできる限りの努力をされ、後世に技術や物の豊かさなどを残されたと思います。

しかし、色々な人間が生活している中で、見失うものや行き過ぎてしまったこと、考え違いをしてしまったことなどもあり現在における様々な問題が浮上してきているといえます。


そこで様々な問題に気づいた者から改めるべき点を正しく見定め、改善できるように考え行動していくことが必要になります。


又、ただ単に人や環境に影響を与える可能性があるといわれる化学物質を多用した日常生活用品が我々自身の健康に直接影響を与えるというのみでなく、それらを使用後に破棄した場合、自然環境に与える付加は非常に大きく、いずれはその影響が我々自身にも戻ってくることも考えないといけません。


最後に


これまで我々の生活の便利さや快適さの追及によって環境問題や従来では考えられなった健康障害を引き起こしているという点から生活改善について述べてきました。

当然その他にも様々な問題が表面化して、社会的に問題視されています。

これらの現実を直視し、急務で一人一人が姿勢を正して、根本の物の考え方を改めていく時期が来ていると思います。

ここで大事なことは過去を非難するのではなく、歪が出てきた理由を考え、改めていくことだと思います。

過去になかった健康障害が表に出始めるというような身近な問題から環境に影響を及ぼすといった大きな問題が起きている中、そこに気付いたときに我々は一旦立ち止まって改善すべきところを見直し、真摯に問題の解決に当たる必要があると思います。

そこで先人による努力の結果の恩恵を受けて生活していることに対して感謝し、改めていくところは真摯に受け止めて改善していくということが大切な一歩を踏み出すことになると思います。


※ アレルギーやシックハウス症候群、化学物質過敏症など従来では考えられなかった健康影響や環境問題を切り口に生活改善という根本の意味合いについて述べてきました。これら以外にも様々な問題が表面化していますが、改善を施していくという点についての物の考え方は同じだと思います。






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最終更新日  2011.09.10 19:56:58
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