カテゴリ:遊び
ローマ法王が亡くなった。
私は高校生の時、本人を見たことがある。 長崎のカソリックの女子高時代、ローマ法王が来日された。 長崎はカソリック信者が多いということもあって、 集会があった。 法王を人目見ようと、集団で見に行った。 たぶん国立競技場に何万人という人が集まった。 法王は1時間ぐらい遅れて登場した。 その日はあいにく曇っていて、小雨が降っていた。 それなのに、法王が現われた瞬間、観衆のどよめきとともに ねずみ色にしけった、雲と空の間から、一筋の光がさしたのだ。 その光は今でもはっきり脳裏に焼きついている。 まさに神々しい光景だった。 それから法王はオープンカーに乗って、トラックを一周したが、 ヒステリック状態になった観客は、ばたばた失神していった。 泣き出す人も沢山いた。 人と人の頭の間から、法王の顔をのぞき見た。 肌つやがよく、目が潤んでいて、本当に神様のようだった。 あれは人徳のオーラだったのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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