競馬今週もくどくどいわせろ~
メンバー構成が一長一短。幅広いチャンスがあり、印ほどの差はない難解な一戦となった新潟記念。アルコセニョーラは新潟、福島で良績を残しており前回が馬場の悪い部分を通っての内容。今日は馬場の良いところを通れたし、52Kを生かせた。このコースはダンスインザダーク産駒もよいがステイゴールド産駒も実績がある。マイネルキッツは今回は長く足を使える点を長い直線で生かしきった。福島のようなコースよりも直線の長いコースの方が良いはず。七夕賞では少し逃げた馬に対するマークを薄くした感。トウショウシロッコは東京競馬場のOPで勝利しており、左回りは元々合う。1年ぶりの巴賞で03差だから通用の下地は十分。ダイシングロウは湘南Sで見るように左回りよりも右回りのほうがパフォーマンスが良いように見える。直線で馬場の悪くなってきている部分を通らざるを得なかったし最初の1Fが遅いと見るやハナに。結果として目標とされ、長い直線が仇に。コーナー4つの競馬で改めて期待。ただ小倉記念でのドリームジャーニーとのレース内容の差は歴然。バトルバニヤンは58Kを背負った前回が強かったが、時計的に通用しても通用するかどうかは別物。マイネルキッツより1K重い斤量は少し見込まれたか。今日は相手も比較的揃っていたこともあり6着だがもう少しメンバーが薄いレースならばOPでも十分に通用しそうだ。エリモハリアーは直線が長くなるのは良いが基本的にはもう少し上がりがかかったほうが良いタイプ。57.5Kも今のこの馬の力とこの混戦メンバーでは少し重かったか。チョウサンは休み明けで目標は毎日王冠。しかも58Kでは内田博騎乗もかすんでしまう。ミストラルクルーズには今日の上がりは早すぎる。もう少し上がりがかかって欲しい。いくら来週が最終週とは言え函館より軽い新潟。フサイチアソートは春先は体が小さく見えたが今日は体が戻ってきており、53Kとは言えよくがんばっている。目黒記念はこの馬にしては距離がやや長かったのではないか。1800~2000ぐらいが現状良いのではないか。そうだと思わなければ陣営もここを使わないだろう。キーンランドカップは秋を見据えた馬とここで賞金を加算しなくてはならない馬とわずかな差で明暗が分かれた。有力馬が力を出し切れないシーンもあるなど、次も同じ着順になるかは微妙な感。タニノマティーニは休み明けのTV愛知OPで01差。前々で運んで有利な状態となればこれくらい走ってもおかしくない。CBC賞でも05差。函館SSは4角で不利あり。加えて今回は有力馬が十分に力を発揮できていない。こういった状況もタニノマティーニに味方した。札幌で4角4番手から33.8で上がられては後ろはなすすべなし。ビービーガルダンは自らラップを刻んだが、ゴスホークケンが思ったより競りかけてこなかったこともあり前後半がほぼ同一のラップで運べた。思いのほか前は楽だったのではないかと感じる。GIを意識しており、賞金的にも今日は賞金を加算しなくてはならなかったはず。力を出し切った内容。北海道シリーズ得意なことと勢いもあり2着確保。キンシャサノキセキはゴスホークケンが競りかけてもう少し早くなると見込んでいたのか前半思ったより位置取りが後ろに。これだけならまだしも、直線内で挟まれ前に出られなかった。目標は先であり今日は仕方ない。キングストレイルは出遅れ。前3頭との3馬身の差はこれが大きい。前回マヤノツルギに先着されているが今回は斤量差が同一となりマヤノツルギには先着。前が有利な流れの中、4角4番手の勝ち馬は33.9の上がりをはじき出しているのだから、札幌で上がり32秒後半~33秒台前半を刻まないと厳しい。流石に。マヤノツルギは5連勝してきたが前回はキングストレイルに4.5Kもらってのもの。今回はキングストレイルに先着を許しても納得がいく。