ゴマゴマにっき

先日友人に誘われてお芝居を観にいってきました
ワクチン６th公演「３９」
比較的こじんまりした劇場でとても演じてる方々が近い
目の前で繰り広げられる臨場感　こういうのも面白い

お話は１軒の居酒屋の中と崖っぷちにいる幽霊と自殺志願の男が居る場所
２つの場所が時折入れ替わりながらのお芝居

最初はナレーションから始まる
話している内容を頭の中でイメージ化させる
いろんな国が色んな時代が交差してどう解釈したらいいか時々迷う
年齢設定が幾つなのかとか　細かなところで止まる
でも言いたいことや心情的な部分はとてもよくわかったのでグイグイ引きこまれる

自殺志願の男がかける電話
番号間違いでつながる居酒屋　ほったらかしになった受話器の向こう側からは
励ましの言葉や落ち込む言葉　でもなぜか徐々に元気になっていく
崖でずっと好きな人を待ち続ける幽霊
その男がその人だと気づく　死にたいと思う人にしか見えない幽霊
居酒屋主人も見えていて　時々幽霊はやってくる　お醤油をロックで飲みに・・・

２人の会社員　いつも飲んだくれて最後のシメはここの居酒屋と決まってる
幼稚園の先生をしている女　子供が産めないからと先生をやってる

みんな何かしらのしんどさをもって生きている
死にたくなる事だってあるさ　
でも生きている　何か人の役に立ったときそれは生きる意味となり覇気が出る

でも思い違いや何やらで物語はドタバタと過ぎていった
時にしんみり　そして笑ってあっという間に時間は過ぎていきました


お芝居の間中寒くて風邪を引くんじゃなかろうかと心配になるほど・・・
ワクチンの箕輪クンと雨夜クン
どちらかというと雨夜クンに惹かれる私　プリンスの格好の雨夜クン
金持ちのボンボンでおバカっぷりが最初は強調された演技だったけど
後半の人の役に立てたことで生きる希望が見出せた後からのキラキラ演技は最高だった
しかもカッコいいし！
箕輪クンも最初出てきたとき実はわからなかったんだ
痩せてたんだよ・・・カッコよくなってた
居酒屋主人の辛い心情がいい具合に出ててよかったなぁ～
人は愛する人に先立たれると一緒に死んでしまいたくなるもの
でもいつかは乗り越えないと行けないんだよね　当たり前のことかもしれないけど
お芝居観ててそんなこと考えた
それを死んだ人は喜んでいないんだってことだよね？

脇を固めた役者さんたちのキャラの濃さに笑いが止まらなくて　最高だった
マイケルさんの顔の濃さに隣で観てたお芝居初めての後輩は笑いが止まらなくなって
しかもガン見され目配せまでされて　かなり笑ってた

またワクチンショウ観に行こう
はぁ～面白かった！

画像はお芝居の後行ったお店で食べたメンチカツ！なまらでかい＆超旨かった！