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February 19, 2009
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雪が降り止みません…
先日今年は異常気象で積雪は例年並みにはならないだろうと、お伝え致しましたが。
どうやらここを訪問される方々にガセネタを掴ませてしまったようです。
先週と今週、鮮やかな青空の色を忘れるくらい降り続いた雪で、我が町はいつもの酷寒大地のたたずまいを取り戻しました。車道と歩道の間には壁が出来ましたので、スリップして飛び込んで来る車はないことでしょう。
嬉しいわけではありませんが数十年もここで生活をしていると、何となくこの方が落ち着くような気もしています。

今週大谷中はテスト休みですので学校での練習は出来ないようです。
選手達は自主練習をしているようですが、詳細についてはよく分かりません。勉強でも頑張っている事でしょう。

昨日は夜間拓蒼と練習をしてくれたそうです。実は昨年秋に、娘に拓蒼のコーチを頼みました。もちろん学校の練習に支障をきたさないようにと念を押してですが。
一日中練習が終わった後、あの“憎たらしい拓蒼”と練習するのは大変な事ではあると思いましたが、あえて頼んでみました。

半年ぶりの姉弟の練習です。士別時代を思い出してみますと…
気分屋で時々怠けが出て真面目にやらない弟を叱るのは、温和な兄ではなく姉の仕事になっていました。
わたくしが練習場に行くと、顔に赤いボール痕をつけて涙目の拓蒼がストーブの前に座り込んでいて慌ててラケットを握る事もありました。姉が至近距離からボールを打ち込んでいたようで、兄もその迫力には完全にびびっていました。
でも、兄に聞くところによると簡単には命中させられなかったようです。
拓蒼らしいと言えばそれまでですが、そんな時だけはいつにない素晴らしいフットワークで逃げ回っていたようですから。

札幌でコーチを依頼してからも最初はかなり腹を立てながら練習していたようで、わたくしに電話でその惨状を訴えて来た事もありました。
妻からも「ラバー剥がれそうだ~」とわざと引っ張って剥がし、自ら練習不能状態に陥れたりして姉を激怒させたりしていたそうです。

しかし電話をもらったわたくしは、すぐに拓蒼を怒らずに姉に小学校卒業後“初の課題”を与えてみました。
「それはもちろん拓蒼が悪いと思うけど、拓蒼がやる気が出るように練習出来ないか?学校でお前の面倒を見てくれている先生・コーチ・先輩達も、見るからに小学生で気合いも入らず、全然練習にもついて来られないのに、我慢して面倒をみてくれていると思うぞ。少しは恩返しのつもりで拓蒼の練習ではなくて“面倒”をみたらどうだ?」と、およそわたくしらくしない言葉を厳しく告げたのです。

それからですかね、少しは大人になったのか2人で練習する時は無駄な「喧嘩」もなく良い練習が出来ているそうです。
また自分が教えて頂いたことを拓蒼に教えることは、復習にもなり自分の技術の習得にも良い事ですから、中々一緒に練習は出来ませんが、これからも時間がある時にはアホ弟の“面倒”をみて欲しいと思っております。

しかし今回の道新杯準優勝は円山クラブはもちろん。押しかけて練習をして頂いた皆様のおかげですが、姉も一役買ってくれたことに間違いありません。わたくしとしてもいつか“お礼”を言わなくてはなりませんが、その機会が訪れるのは姉が一人前の選手になってからと思っておりますので、弛まぬ努力を続けて1日も早く“お礼”を言わせてくれたら嬉しいと思っております。


乱文にて失礼“除雪疲れで…倒れそうな熊”





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Last updated  February 19, 2009 12:54:27 PM



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