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January 27, 2011
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朝ご報告致しましたように、本日7時の気温は-23.1度!
先ほど12時でも-12.8度と本日の最高気温は上がっても-10度くらいですかね?
士別は久し振りの厳寒の一日となります。

全日本選手権大会が開催されている間のTVはまったく見ておりません。
朝9時過ぎには東京体育館に入り、競技終了後は毎日「酒宴」…いえ「講習会」を連日開催致しておりましたから、深夜にホテルに帰る事が多くTVのリモコンに触ることすらありませんでした。

北海道に帰ってから、妻や職場の方々に小学生の「平野」「伊藤」選手が、ニュースで大きく取り上げられていたと聞きました。
今までは“愛ちゃん”が登場することが多かったのですが、新たな人材が卓球競技の普及に一役買ってくれることを、長い不遇の時代を過ごしてきた関係者として心より願うばかりであります。

大会会場で可愛らしい2人の試合を見ましたが、相手の選手は本当にやりにくそうでした。

名門高校や名門大学の選手が倒されておりますが、技術だけでなく心理的にも厳しい戦いを強いられておりました。

まずは入場からして20名を越えた報道陣を引き連れて大名行列のようにコート入りしてきます。

試合が始まると、観客は完全に天才小学生プレイヤーの応援ですから、1本取るたびに「おお~凄い~」「パチパチパチ」「可愛いのに上手いね~」一色ですから、対戦相手は「サッカーの中東の笛」のような完全アウエー状態を上回り、プロレスの悪役レスラー“ブッチャー”や“タイガーゼットシン”並の“ヒール”扱いとなってしまっており、得点して軽くガッツポーズでも取ろうものなら…
秋の終わりで元気がなくなってしまったコオロギのような小さな声で「大人気ないねぇ~」などと、つぶやかれてしまう有様でした。

さすがに卓球関係者にはそういった事をする方々はおりませんでしたが、これから今まで以上に卓球ファンになって頂きたい大事なお客様とはいえ、卓球競技におけるマナーをお書きした印刷物などを、入場の際にお声かけしながら手渡しいただけると、こんな事態も少しは緩和されるのではないかと試合を見ながら思ったりしておりました。

さて、今日はやっと「悪夢の新宿歌舞伎町事件」についてお話し致します。
概略は先日お書き致しましたが、楽しい夜がこの事件でいきなり「悪夢」となってしまいました…

前日あまり呑めないお酒を勧められるままに、27時過ぎまで呑んでしまいましたので、その日は朝から重い頭と圧迫感に苛まれる胃に突き上げられながら応援と観戦をしておりました。

やっと夕方にはおにぎりを食べられるようになり、やっと復調したころいつも大変お世話になっている方に「今夜一緒に食事にでも行きませんか?」と、ありがたいお誘いを受けました。

大尊敬している方からの嬉しいお誘いでしたので「ありがとうございます。もちろんよろしくお願い致します。」と、北海道の指導者の方々と合計4人で競技終了後「新宿歌舞伎町」へと向かったのでした。

居酒屋さんで指導方法や、子供達の小さかった頃の懐かしい話などをしながら楽しく呑みました。東京での宿泊日数も多い人で4泊となり少々疲れ気味でもありましたので、この日は皆さん早めに各ホテルへ帰る事にしました。

方向別に歩き出すと、お誘いを受けた三人は同方向でしたのでゾロゾロと新宿駅に向かって歩き出したのですが、北海道では“酒豪”で有名なKさんが「おい…まだ9時過ぎだぞ。もう一軒だけ軽く行こうや」と、言い出しました。

Kさんの同じチームで監督を務めているHさんも「うん。そうだな一軒だけ行くか」となり、三人で「2時間飲み放題1,500円」の居酒屋を見つけて入店したのでした。

運ばれてきたビールと芋焼酎で乾杯してから、やはり子供達の小さい頃の試合の話や、進路の話などで盛り上がっておりました。

しばらくしてわたくしがトイレに行った時に「事件」が起りました。
トイレのドアを開けると、その洋式トイレは新宿が異常に高い地価のせいなのか驚くほど狭く設計してあり、熊と呼ばれるほどの大きな体型であるわたくしには本当に「窮屈」なトイレでありました。

便器の前に立ったその時。犬のお父さんの声で「お前にはまだ早い」と設定してあったメール着信音が狭いトイレに響き渡りました。遠征用に買ったばかりの首からつり下げ型のケースから携帯を取り出して見ると、妻からその日宿泊するホテルの詳細が書かれておりました。

「うん…近いな歩いて行けそうだな、まぁ詳しくは後で見ながら行くからいいか」と、ケースの戻したその時でした。

酔っぱらっていたわたくしは、ケースではなくケースの外側のただの「空間」に、先日購入したばかりの携帯電話をしまったのでした。

携帯電話に空中浮遊機能はついておりませんから、重力に逆らうことなく“新品”の携帯は高速で落下して行きます。
わたくしはザッケローニ監督も認めるほどの黄金の左足を素早くアウターで出したのですが、さすがに慌てていたので、携帯はその左足を絶妙なフェイントでくぐり抜けて…

『ジャポン!』と、水しぶきを上げて便器に水没してしまいました。

わたくしの体が反応を始めた時間は酩酊状態であるにもかかわらず 0.3秒!!!

福岡春菜選手のように一気にしゃがみ込み、ためらうことなく「右手を便器に突っ込んで」携帯電話を取り出しました。

かかった時間は丹羽孝希選手が放ったカウンターのスピードよりも早いと言っても過言ではないと思っております。

しかし…価格の都合で防水機能がついていない携帯は、フリップを開くと画面が真っ暗になり完全に機能を停止しておりました。

あぁ…と、思いながら右手を見ると袖口がずぶ濡れになっております。
当たり前ですね、この季節に半袖なんか着ているはずありませんものね…しょうがないので、脱いで袖口をギッチリ絞ってから肘までまくり、うつむいて席に戻り事態を説明すると。
先ほどの妻からのメールをちゃんと読んでいないので、ホームレスになってしまっている事と合わせて、わたくしが妻の携帯の電話番号も覚えていない事を知り…いつもどおりに大笑いするわけにも行かなかったようで。
「ほれ…俺の携帯で家に電話しろ」っと、優しい言葉を掛けてくれたのでした。

そんな思いをしても「呑み放題」の時間が終わるまでしっかりと呑んでから解散し、妻からやっと聞いたホテルまで15分ほど歩いてやっとチェックインしたのでした。

なぐさめだとは思いましたが、2人が「そのまま乾かしたらきっと使えるって。ホテルに帰ったら干して置け。」と言いましたが、昔の白黒TVみたいに電気屋を呼ぶよりも「ばあちゃんが叩いた方がなおる」なんてことがあるはずないじゃない!

と、思いながらも、そんな時間では他に方法もないので2人の言うとおりにしておいたら…なんと!!!

朝起きて諦めながらも試しに電源を入れてみると、まるで昭和時代の家電並の生命力で「完全復活」をとげておりました。

まさに「不幸中の幸い」でありました。

1週間が経過しましたが「ソフトバンク001SH」は、トイレに放り込まれた事を恨むこともなく、正常に動作してくれております。ありがとう。

あぁそう言えば…慌てていたからトイレから出る時に手を洗っていなかった気がします。
しかもその手で2人にピザを取り分けて上げてしまいました…ええ電話のアドバイスのお礼のつもりでした。(テーブルに箸しかなかったので仕方がなかったのです。)

わたくしは食べる元気もなかったから良かったけど…







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Last updated  January 27, 2011 12:59:44 PM



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