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December 22, 2012
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年末交通安全週間…春の交通安全…秋の交通安全…季節毎の恒例行事となっております。

先日、朝のTVニュースのご当地コーナーかなにかで「交通安全標語」で入賞した方を紹介しておりました。
にこやかにお話しするおばあちゃんでしたが、今更地方紙でも裏面で小さく紹介されるような記事まで北海道版のTVで放映するのですから、いよいよTVもネタ不足なんだろうと制作担当者の苦悩を察しながら、嬉しそうに自身の標語を解説するおばあちゃんを、遥か遠くを見る目でぼんやりと見ておりました。

標語と言えば…この標語なぜかしら、5・7・5俳句の様式が標準になっているようで、幼稚園児から後期高齢者まで必ずや…

「手を上げて、横断歩道を、渡りましょう」

的、「松崎真」形式が標準となっているようです。

標語=俳句というのは、今更当たり前なのだとは思いますが、交通安全を分かりやすく啓蒙しようとするために、日本人が日常使う事のない形式を、ただ短くまとめられるからという理由だけで選んでいるのでしょうから、その親しみにくさには折り紙を付けても良いくらいではないかと思ってしまいます。

まぁ関係者の方々が「標語」や「旗」でどれくらいの効果があると考えているのかは解りませんが、交通事故の犠牲者が一人でも減る事をお祈りするのは、わたくしもまったく同じ気持ちでございます。

以前にもお伝え致しましたが、格言うわたくしも高校時代にこんな標語を作って万年筆を頂戴したことがございます。

「いきがるな・たかが原付・しれている」詠み人”熊”

この句は(標語だろう!)わたくしの通う高校では、どえらい僻地から通学する生徒にしか「自動二輪通学」は認められておらず、思いの叶わなかった「50cc野郎達」が、自転車通学のわたくしたちを”制限時速の30キロを超えてあおる”のを戒めるつもりで創った一句…いえ…標語がこの怪作です。

う~ん…しかし確かに同級生達にも「熊、あの標語まだ覚えてるぞ」と、30年以上経っても言われる事があるので、あながち「標語=俳句」も間違いではないのかも知れません。






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Last updated  December 22, 2012 12:58:01 PM



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