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卓球用品に値上げの波が押し寄せているようです。それでなくても高額な卓球用品が多くなりましたが、選手と指導者はラバーの選択を間違うと、財布に厳しいだけでなく、勝敗にも厳しい結果をまねく事にもなりかねません

やはり競技者の使用率についてはＴ社のＴＧが、市場の大部分を占めていると思います。

しかし、このところ実際に使ってみるとＴＧに負けないラバーが多く出ております。

ニッタクファスターク、エクシオンオメガなどが先攻して追従しておりましたが、老舗ヤサカからも写真の「ラグザＸ」が発売され反響を呼んでおります。

実は、全日本クラブ選手権の時に”某福井のＫ監督”の教え子のカブチャンピオンが試打したところ素晴らしかったと聞いていましたので、わたくしもすぐにお取り寄せして使用してみたのですが…

「ＧＯＯＤ」でした。

ラグザシリーズで言えば、わたくしがラグザシリーズで気に入っていた７よりはほんの少しだけスピード感はないのですが、回転は掛けやすいし、回転力も上がっていると感じました。しかし、そのほんの少し下がったスピードが、思いっきりドライブを強打した時に安定して相手コートに沈んで入って行くので、バランスの取れたラバーに仕上がっているのだと思います。

またこのラバーは、カテゴリーを選ばないラバーであると思います。小学低学年ではコントロール系ラバー、その後小学高学年でテンション系に…もう中学生なのだからなどと…指導者は様々なラバーを選ばなくてはならないのですが、このラグザＸは小学生の高学年から一般で全日本に出場する選手まで、広いカテゴリーで使用できる仕上がりとなっていると思います。

なんだか商品紹介コーナーになってしまったようですが、使うかどうかは選手と監督が決める事ですので、まぁ参考までにということです。

なんて言ってるうちに「ラグザⅪ」が発売されたりしませんよね？？？