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●親父の　独り言

『ギターを忘れ　歌を一番歌っていた頃』

べ平連も忘れ、ギターも忘れ、サラリーマンになった。
結婚し、札幌に転勤。

兄が札幌で、ステージ歌手を、やっていた。
札幌の　『深海魚』と言う、カラオケ道場
先生は　元シャデラックのメンバーで、
山中敏先生
歌はめちゃくちゃ上手かった。
http://nova21.web.fc2.com/yamanaka.html

その店は100人ほど座れ、入り口には段位の木札が、
200人ほど、掛けてある。三級から始まり十段まで。

その店の最高位　7段が兄だった。
プロで、5段位と言っていた、（平均）


まず、席に座り、オダーをかけ、
テーブルに置いてある　段級挑戦と言う紙に　卓Noと歌う楽曲、自分の級・段位を書きます。

ちょっとしたステージがあり、上には、次回期待から初段・・十段まである。

ロッキーのテーマが、かかり、段位挑戦とエコーの効いた、アナウンスが流れる。
山中先生が登場、　『本日最初の、挑戦者は、7卓の　山下様　一級から初段に　挑戦！！
歌う歌は、《ギャランデュー》』と紹介され　ステージに立つ訳である。

歌い終わると　山中先生が『結果！！！』　ステージの上のランプが　
次回期待から　各段位が点灯する仕組みである。

一級（私）～初段（これから木札に掲載される）初段を取れたら。
ボトルが　一本無料　二段は二本・・・7段以上は永久飲み放題である。

兄は、七段で　永久飲み放題の、カードを持っていた。
私は、接待の流れで、そこへよく行き、挑戦　一級まで　初段は、取れなかった。

三段以上は　歌詞カードが無いのである（当時のカラオケは　字幕スーパーがなく　ブックである）

兄のカードは、どこの店屋でも使えた。私はそれで、結構飲み歩いた。
兄は、絶対飲まない、うすめの水割り一杯だけである。

兄になぜ飲まないのかと、尋ねた。他の店でも、飲み放題だったのは。
深海魚の、最高位は　札幌一番だから　必ずリクエストが、かかるのです。
兄曰く　『最高位が、酔って下手をやったら　段位をくれた店に泥がかかる』と言う事でした。

ギターを　流しの　オッチャンに　習い。
べ平連の　フォークシンガーが　演歌歌手に転向である。（笑い）

私の　持ち歌は　矢吹健の『あなたのブルース』『逢わずに愛して』『金沢のひと』
三曲くらい持ち歌がないと、先生がもう　一曲と、言う時があるからである。

今度　勇気を、もって　柏キッチンパタータに参上　原点の会に　参加する。
老化現象か、もう　『あなたのブルース』が　歌えない。

55歳にして、この会を知って、フォークシンガーに、戻ろうと思ったが。
声が出ない、ギターも、昔のように弾けない。
『♪＾～そうよ私は演歌歌手で結構～フォークシンガーの腐ったのでかまいませんよね～♪』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記2013・10・15　ラルフ
(2013年10月17日 18時50分38秒)