日曜日 : クミさん、美容院へ。僕も、トコヤへ行って、夕ご飯を一緒に。
「クミの髪の毛、長いのが好き?」「うん、切るの?」「少し切ろうかと思って。」「ヘアスタイルは、自分の好きな形が一番だよね。大丈夫、短くしたから、もうキライなんてならないから、美容院、行っておいでよ。」「ウフ! あ・り・が・と。日曜日に行ってくる。」「うん。」指をクミさんの肩まで長くなった髪の毛に絡ませて、そっとキスをして、生え際にもくちびるを当てた。「くすぐったーい!」首をすくめて、しがみつくクミさん。まだ、エッチした後だったので、二人ともハダカ。プルンプルンした乳房が、腕に当たる。少し赤っぽくなったうすいベージュの乳首が、まだとんがったままだった。行為の後の満ち足りた時、汗ばんだ二人のハダカが、ところどころで絡み合う。頭の上に伸ばしたクミさんの腕が僕の頭に当てられ、目の前にたおやかな感じでひろげられたクミさんの腋の下にくちずけ。クミさんの女の匂いが、鼻から胸の奥まで満ちあふれる。意外なところが意外とエッチで、腋の下の柔らかな感じが何ともいえなかった。クミさんのウィークポイントの一つだね。そのまま、くちびるを這わせて、乳房に吸い付く、乳首に歯を当てたり吸ったりすると、クミさんから、短い声が漏れ出した。頭を左右に振って、何かを耐えているかのようだった。手のひら全体で覆いきれない大きさと量感だけど、寄せ上げるようにしてみた。大きすぎずで、僕の思い描く理想的な乳房は、仰向けに寝ても、ちゃんと上を向いてその豊かさを誇っているかのようでした。フルコースの第二ラウンドのプレリュードは、こうしてスタートした。土曜日の夜のベッドの中での会話から、今日は、クミさん、美容院へ行っちゃいました。僕も、それに合わせたわけではないけど、トコヤさんへ行って、僕のほうが早く終わったから、少し時間をつぶして、夕ご飯を外で一緒にとる。怪しい雲に覆われたりしたけど、良い天気になって、夕陽がまぶしかった。その夕陽の方角から、クミさんが走りよってきた。「すみませーん!遅くなっちゃって。いつもの人がいなくて、時間がかかってしまいました。」「うん、なかなか、いいじゃない。」「そうですか。ありがとう。あんまりカットしなかったので、毛先をそろえただけみたいでしょう。」「ううん、そんなことないよ。かわいくなった。」「えへへへ、、、。じゃぁ、今晩は、クミが持つということで。」「ラッキー!」「何がいいですか?」「そうだなぁ、イタリアンかな。」「あーん、それはクミの定番ですよーっ!」いつもそうだけど、エッチの後は、僕は、少し引きずってるから、どこか照れていたり、こだわりがあったりだけど、クミさんは、そんなこと全然ないみたいで、うらやましくなるよ。あんなに、声を出して、あんなにのけぞって、あんなに足を広げていたのにね。でも、そんなクミさんのペースに、いつも助けられて、きっかけを作ってくれて、僕の中のわだかまりみたいなのは、どこかへ飛んで行ってしまった。けんかをした時も、きっと、こんな感じなんだろうな。クミさんに感謝。食事をしながら、先週後半の仕事の話や、今月の予定について、話をきいたり、アドバイスを求められたり、日曜日の夜の会話ではなくて、仕事帰りの食事タイムのシーンといった感じ。でも、クミさんの役に立てば、それでいいんだよね。ブルーの小花模様のブラウスのちょうちん袖の蝶結びの細いひもが可愛い感じで、うすいピンクのパンツ姿もピッとしていてカッコよかった。「今週は、忙しいの?」「台風一過っていう感じかな?少し、ゆっくりしたいんだけど、営業会議の準備もあるから、そうも言ってられそうもないね。」「あっ、そうか、来週の金曜日でしたっけ。すぐですね。そうそう、クミはね、何すると思います?」「なんだろう?」「あのね、午後の休憩の前の例の体操の時間、あの時にみんなの前に出て、ストレッチの先導役なんです。」「えーっ!そうなの。」「今、どんな事しようか考えてるんですけどね。」「5分?」「5分も無いと思いますよ。5分くらいなのかな。」「そうか、じゃぁ、ミニはダメだね?」「どうして?あっ、そうか、でも、大丈夫ですよ。ミニでも大丈夫なストレッチにしますから。大ちゃん、クミのお行儀、心配してるんでしょう?」「うん。」「大丈夫。ちゃんとしますから。」(正直、心配なんですけどね。)涼しい乾いた風が、心地良い夜、駅から散歩でもしているようにゆっくり歩く。「その内に、大ちゃんとこにも、お邪魔しますね。」「今日でもいいよ。」「そんな、ちゃんと行けるような格好で行かないと、、。」「いつでも、いいよ。」「ちゃんと、お掃除してる?」「してます、してます。」「今度のお休みの日に行こうかな?」「いいよ。あっ、クミさんの着替えがない。」クミさんに叩かれちゃった。「きょうは、ごちそうさま。」「お粗末さまでした。」笑っちゃったけど、一瞬の沈黙の後に、軽いキス。「おやすみ。」「おやすみなさい。」楽しい、充実(?)した週末を過ごせたのも、クミさんのお陰だね。クミのナイスバディに会えて、一緒に登りつめて(??)、しあわせだった。