◆ 美しい宝石
ある宝石店の店員さんは、毎日ため息ばかりついていました。
「私は、高価な宝石を観ているけれど、買うお金なんて無い。
宝石を買うお金持ちはなんて贅沢なんだろう、羨ましい、妬ましい。
自分は平凡な生活で、ギリギリの経済状態なのに・・・」
と、嘆くばかりでした。
美しい宝石に囲まれて仕事をしているというのに
その宝石が美しいと感じることなど無く、愚痴ばかり言っていたのです。
別のある人は、毎日宝石店の前を通るたびに、
宝石店に並べられている美しい宝石を
ウィンドウ越しに眺めるのが大好きでした。
その人は、宝石を持っていないし、買い求めるだけのゆとりもないけれど
毎日この美しい宝石を観賞することができて、
『自分は、なんて幸せなんだろう!』と思っていました。
ある日、その人は宝石店に入ると、満面の笑顔でこう言ったそうです。
『どうもありがとうございます、
こんなに美しい宝石を飾って頂いて、
観ているだけで、本当に幸せな気持ちになります』
と。。。
宝石店の人達は皆、驚きました。
そして、自分達が
感謝の気持ちを、すっかり忘れていたことに気付いたのです。
「足る事を知る」
今の自分の置かれている環境に「感謝をする心」があれば、
自然と『笑顔』になれますね!
☆.。:*:.★。.:♪*:・(*⌒ヮ⌒*))) スマイル.。*:☆.。:*.★
感謝!感謝!!感謝!!!
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