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カテゴリ:競馬
世界最強へ、ヴァーミリアン(牡6、栗東・石坂)が大きく近づいた。
ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、29日=ナドアルシバ)への国内最終追いは12日、今日と競馬場のダートコースで6ハロン74秒4-11秒7(馬なり)。 手綱を取った武豊もビックリの好時計で、夢実現へ万全の仕上がりをアピールした。 武豊騎手を背に、ヴァーミリアンが最高のパフォーマンスをみせた。 馬場開場の正午すぎに登場、好天の中を気分良く駆け抜けた。前半からスピードに乗って軽快なラップを刻む。直線に入っても武は馬の首の動きに合わせて手を動かした程度。 馬なりで6ハロン74秒4、ラスト1ハロン11秒7をたたき出した、武の表情も明るい。 「気になる点はないね。坂路では動かないけど、ダートでの動きは違う、競馬場で調整しているからテンションが上がってないか心配したけど問題なかった、あと現地で乗れるし、何の 不安な点はない」。 昨年は栗東で検疫を受けての出国、だが、今年は競馬場での調整のため、戦闘モードに入りすぎていないかを確認したかった。この日は、早朝の栗東トレセンでポップロック(阪神大賞典1週前)、ダノンゴーゴー(ファルコンS)の追い切りをつけ、午後3時半からは笠松競馬場で 交流競走に騎乗した。「(笠松に)間に合うか心配」と笑って競馬場を後にしたが。 タイトなスケジュールを縫って手綱を取ったかいはあった。 石坂師も順調な調整に納得の表情だ。「落ち着いているし、リズムよく走っていた。昨年とは 違う」。川崎記念は出走取消しとなったが、フェブラリーSで国内G1・4連勝を飾り。 堂々と日本代表を名乗れる。「現地では『日本だから強かっただけ』といわれないようにしたい」と同師。国内でやれることはすべてやった。最高の仕上がり、という自信を胸に、15日 に決戦の地、ドバイへ旅立つ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.13 21:00:09
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