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カテゴリ:競馬
<神戸新聞杯:追い切り>
武豊騎手は折り合いがついたことに、ホッとしていた。リーチザクラウンの坂路での最終追い切り。1週前は終始掛かり通しだったが、今週は違った。前にブルーモーリシャス(3歳500万)を置いてスタートし、うまく折り合った。残り200メートル付近で馬体が合うと一瞬で抜け出す。ゴールでは3馬身の差をつけていた。タイムは計測不能ながら、推定51秒台。 3ハロンでは37秒9-25秒0-12秒8を刻んだ。「今日はなかなかいい感じでしたよ」と笑顔で話した。状態については「今週も、いや先週から動きは良かった」と太鼓判を押した。橋口師が「このレースに合わせて手を抜くことなく、照準を合わせた」というほどの出来。武は「馬体的には春と変わっていないけど、いい感じだった」と満足していた。 ただ騎手としては半信半疑な部分もある。状態ではなく、入れ込みやすい性格についてだ。 「この馬の場合は競馬場に行ってからがどうかだからね」と言う。13着に終わった皐月賞は引っ掛かってレースにならなかった。普段はおとなしい馬だが、競馬場では一変する。 「ダービーの時はレース直前で奇跡的におとなしくなった。雨というより、メンコの効果があったんじゃないかな。でも。そのメンコにも今は慣れてしまった感じ」と苦笑する。 「当日の落ち着きひとつ。とにかく冷静に走ってくれさえすれば」と願っている。 落ち着いて走れば負けないという自信でもあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.25 20:37:00
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