何でもあり

<武蔵野Ｓ:追い切り>

東京メイン、武蔵野Ｓ(Ｇ３、ダート１６００メートル)の追い切りで、マチカネニホンバレ(牡４、藤沢和)が坂路３頭併せを行った。今週デビューのランベルール(新馬)と、百日草特別に出走するミッションモード(２歳５００万)を先行させて、貫禄の半馬身先着。８００メートル５０秒５、姉妹１３秒２の好時計だった。藤沢和師は「若い馬相手にいい動きを見せた。先週も時計は出ていたし、順調です」と満足そうに語った。前走のエルムＳで初の重賞勝ちを果たし、今レースで重賞連覇を狙うが、気負いはない。「今回は今までの相手とは違って強いからね」と藤沢和師は挑戦者の立場を強調した。それでも「大変な相手とのレースだけれど、どれぐらいの競馬をしてくれるか楽しみ」と期待をかけている。マチカネニホンバレにとっては試金石の一線だ。