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カテゴリ:競馬
桜花賞馬マルセリーナが、満を持して秋の始動戦を迎える。前走のオークスは4着に終わったが、降りしきる雨に切れ味をそがれながらも0秒4差。十分に見せ場はつくった。その後は放牧に出され、心身ともにリフレッシュ。札幌競馬場を経由して栗東に帰厩した。
1週前追い切りは栗東CWでの3頭併せ。シャイニンオーラ(3歳未勝利)に0秒2遅れ、ダイシンマジック(4歳500万下)に0秒1先着した。タイムは6F85秒1-40秒0-12秒7とさほど目立たないが、もともと飛び抜けて見栄えのいい動きをするタイプでもないだけに、心配は無用だろう。「こっち(栗東)に来てからの初時計。1週前としてはこんなもんだろう。順調だよ」と松田博師は及第点を与えている。いざ、ラスト1冠奪取へ。ここを勝って大きく弾みをつけたい。 万全の態勢で復帰戦に臨むホエールキャプチャ。桜花賞2着、オークス3着と春はもう一歩のところで涙をのんだ。中間は入念に乗り込まれ、1週前追い切りでは、美浦坂路で4F49秒9-12秒0(馬なり)をマーク。さばきに重々しさはなく、力を出せる状態だ。 蛯名厩務員は「2週続けて、美浦坂路で4F49秒台の好時計をマーク。普通の馬ではなかなか出せないし、それだけの時計を出してもケロッとしているからね。大したもんだよ」と感心する。「春のGIは力負けだとは思っていないし、秋初戦でいい結果を出してほしい」。早くも訪れた桜花賞、オークス馬との再戦。それを制した先に悲願のGI制覇が見えてくる。 オークス馬エリンコート、心身共に成長/ローズS 3連勝でオークスを制したエリンコート。その後は放牧に出されたが、早めに帰厩してたっぷりとケイコを消化した。1週前追い切りでは、栗東坂路で4F53秒5-12秒7(一杯)をマーク。口向きの悪さも見せずにラストまで集中した。精神面での成長がうかがえる。 笹田師は「久々の分の重さはあったが、1週前に強めにやったから、スーッと動けるようになると思う。春に比べて馬体の成長が見込めると思うし、これがパワーにつながってくれれば」と秋初戦に意欲をのぞかせた。 条件戦2連勝と勢いに乗るリヴァーレ。牧師は「前走を使ってさらに良くなっている。大幅に増えた馬体重のほどんどが成長分だし、体はパワーアップしている。気性面を含め、春先から全体的な成長が見られるね」と愛馬の成長ぶりに目を細める。 1週前追い切りでは、美浦Wで5F66秒7-12秒6(馬なり)をマーク。躍動感満点のフォームでパートナーを圧倒した。目下絶好調だ。「今は充実しているし、強敵が相手でも楽しみにしている」。指揮官は強気の姿勢を崩さなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.13 19:32:14
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