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カテゴリ:競馬
阪神JFの重要なステップレースとなるファンタジーS。今年は小倉2歳Sで惜敗したレオパルディナが人気の中心となりそうだ。同馬の重賞初制覇を阻むのは、りんどう賞で強烈な末脚を見せたダノングラシアスか、それとも他の有力馬か。主な出走予定馬は以下の通り。
■11/8(土) ファンタジーS(2歳・牝・GIII・京都芝1400m) レオパルディナ(牝2、栗東・高橋康之厩舎)は新馬・フェニックス賞と連勝して挑んだ小倉2歳Sで2着と惜敗したが、4コーナー~直線入り口で追い通しなのに置かれるくらいの状況から盛り返して一旦は先頭に立っており、底力の高さは十分に見せた。一休みしたここで改めて重賞制覇の期待がかかる。 ダノングラシアス(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)は前走のりんどう賞でクビ差届かなかったものの、直線入り口最後方から外に持ち出して強烈な末脚を見せた。このメンバー相手でも上位争いが期待できる存在。 その他、ききょうS・もみじSと牡馬相手に連続して3着に入っているシゲルチャグチャグ(牝2、栗東・武田博厩舎)、新潟のカンナSで2着に入ったオールオブユー(牝2、栗東・浅見秀一厩舎)、新馬戦の内容を見直したいシンフォニア(牝2、栗東・昆貢厩舎)、新馬戦を快勝したダイワプロパー(牝2、栗東・松田国英厩舎)・ペルフィカ(牝2、栗東・岡田稲男厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。 将来の短距離を担う素材が集結/京王杯2歳Sの見どころ 今年で50回目を迎える京王杯2歳S。ここには函館2歳Sを逃げ切ったアクティブミノルや、連勝中のサフィロス、同条件のくるみ賞を制したニシノラッシュなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。 ■11/8(土) 京王杯2歳S(2歳・GII・東京芝1400m) アクティブミノル(牡2、栗東・北出成人厩舎)は新馬戦を5馬身差で圧勝したあと連闘で挑んだ函館2歳Sを逃げ切って、この世代初の重賞ウイナーとなった。距離延長、左回りなど越えなければならないハードルは多いが、実績トップの存在としてここでも上位争いが期待される。 サフィロス(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)は新馬戦こそ2着に終わったものの、続く未勝利戦とカンナSを連勝。特に前走のカンナSでの勝利はスタートで遅れた上に直線でも外の馬に寄られる不利を受けながらのもので、その価値は高い。今年から産駒がデビューしている父キンシャサノキセキに初の重賞タイトルをもたらすことができるか。 ニシノラッシュ(牡2、美浦・田村康仁厩舎)は新馬戦を快勝したあと挑んだ新潟2歳Sで3着と健闘し、今回と同条件のくるみ賞で2勝目を手にした。ハナ差での勝利だったが時計はなかなか優秀で、コース経験を積めたことも大きい。ここでも上位争いは十分に可能だろう。 その他、レコード決着のいちょうSで4着のオープンザウェイ(牡2、美浦・田村康仁厩舎)、もみじS2着のワキノヒビキ(牡2、栗東・清水久詞厩舎)、新馬戦を快勝したゴールドペガサス(牡2、美浦・佐藤吉勝厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時35分。 本格化ムードの4歳馬に注目/みやこSの見どころ クリノスターオー、インカンテーションの4歳馬2頭がここにきて本格化ムード。それをGI馬で今も重賞上位常連のニホンピロアワーズが迎え撃つ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。 ■11/9(日) みやこS(3歳上・GIII・京都ダート1800m) クリノスターオー(牡4、栗東・高橋義忠厩舎)は今年の平安Sを境に一気に本格化。前走のシリウスSでは57.5キロの斤量を背負いながらもきっちりと押し切って見せた。番手からの安定した戦法で、ここも押し切ってチャンピオンCに向けて弾みをつけたいところ。 ニホンピロアワーズ(牡7、栗東・大橋勇樹厩舎)は2012年のジャパンカップダートを制した時がピークに思えるが、今も堅実に重賞で上位争いを演じている。今回も58キロを背負わされるが、このメンバーが相手なら当然上位争いになるだろう。 ナムラビクター(牡5、栗東・福島信晴厩舎)は春のアンタレスSで重賞初制覇。1番人気に支持された平安Sは5着と敗れてしまったが、休み明けの前走シリウスSではクリノスターオーにコンマ1秒差まで迫った。一叩きされた上積みが期待できるここは上位争い必至。 インカンテーション(牡4、栗東・羽月友彦厩舎)は新潟コースが合うということもあるだろうが、ここ2走の勝ちっぷりが強かった。昨年のこのレースで2着に入っているように京都との相性も悪くないだろう。昨年以上のパフォーマンスが期待される。 その他、京都コースに替わって巻き返しが期待されるソロル(牡4、栗東・中竹和也厩舎)、前走を叩かれての巻き返しが期待されるブライトライン(牡5、栗東・鮫島一歩厩舎)、条件戦とは言え前走の勝ちっぷりが良かったアスカノロマン(牡3、栗東・川村禎彦厩舎)、末脚堅実なランウェイワルツ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)も上位争いの圏内。発走は15時45分。 大舞台に向けて巻き返すのはどの馬か/アルゼンチン共和国杯の見どころ ジャパンC、有馬記念といった大舞台に向けて、GIで善戦したホッコーブレーヴ、重賞を勝ったデスペラード、フェイムゲーム、マイネルメダリストなどが巻き返しを期す。各馬ここを勝って弾みをつけたいところだろう。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。 ■11/9(日) アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・東京芝2500m) ホッコーブレーヴ(牡6、美浦・松永康利厩舎)は前走の宝塚記念が直線で行き場をなくすもったいない内容。スムーズなら上位争いも可能だった。このメンバーに入れば力上位で、飛躍の秋とすることができるか。 デスペラード(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)は昨年のステイヤーズS、今年の京都記念と重賞2勝をマーク。以前は追い込み一辺倒だったが、京都記念で逃げ切っているように脚質に幅も出た。休み明けを一叩きされた今回は上位争いが期待される。 フェイムゲーム(牡4、美浦・宗像義忠厩舎)はダイヤモンドSで重賞2勝目をマーク。続く天皇賞、宝塚記念では6着と力の差を感じさせられたが、休み明けを叩かれて臨むここなら力上位と言えよう。条件も合いそうで、巻き返しが濃厚だ。 その他、同条件の目黒記念を勝っているマイネルメダリスト(牡6、美浦・田中清隆厩舎)、ムラはあるが力はここに入っても上位のラブリーデイ(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)、ここにきて力を付けているクリールカイザー(牡5、美浦・相沢郁厩舎)あたりも上位争いの圏内。発走は15時35分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.04 15:02:03
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