|
カテゴリ:競馬
東京芝3400mで行われる、お馴染みの長距離重賞。スタミナ自慢が揃っているが、人気の中心はステイヤーズSを連覇しているアルバートになりそうだ。重賞3勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/18(土) ダイヤモンドS(4歳上・GIII・東京芝3400m) アルバート(牡6、美浦・堀宣行厩舎)は平地最長距離の重賞・ステイヤーズSを連覇。昨年末の有馬記念は7着だったが、不利な外枠から上がり2位の脚を使っており、力のあるところは見せたと言ってもいいだろう。この距離・メンバーなら力上位は明らかで、3度目の重賞制覇が期待される。 カフジプリンス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は3番人気に推された日経新春杯で5着。坂の下りで置かれてしまうズブさを見せてしまっただけに、今回の距離延長は歓迎だろう。ここで重賞初制覇を決めて、勢いを翌日のフェブラリーSに出走するカフジテイクにつなげたいところだ。 その他、ステイヤーズSで2着のファタモルガーナ(セ9、栗東・荒川義之厩舎)、2014・15年の本レース覇者フェイムゲーム(セ7、美浦・宗像義忠厩舎)、長距離でもやれるところを見せたプレストウィック(牡6、美浦・武藤善則厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。 アルビアーノの巻き返しなるか/京都牝馬Sの見どころ 距離が1600mから1400mに変わって2度目となる京都牝馬S。昨年の勝ち馬クイーンズリングは後にGIを制したが、これに続く馬は現れるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■2/18(土) 京都牝馬S(4歳上・牝・GIII・京都芝1400m) アルビアーノ(牝5、美浦・木村哲也厩舎)は連覇を狙ったスワンSで6着。直線に向いて一瞬反応したものの、残り200mで止まってしまったあたり、久々(7か月ぶり)の影響があったのだろう。今回も休み明けだが、牝馬同士なら力上位は明らかなだけに、巻き返しを期待したいところだ。 レッツゴードンキ(牝5、栗東・梅田智之厩舎)はフェブラリーSにも登録していたが、こちらを選択する様子。前走のターコイズSでは56.5キロのトップハンデを背負いながらも、追い込む競馬で2着に入った。2015年の桜花賞以来、勝ち星からは遠ざかっているが、55キロで出走できる今回はチャンス十分。 その他、この条件ベストのアットザシーサイド(牝4、栗東・浅見秀一厩舎)、斤量重いが地力は上位のウリウリ(牝7、栗東・藤原英昭厩舎)、オープンに上がってきたフィドゥーシア(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)・スナッチマインド(牝6、栗東・岡田稲男厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。 混戦ムード漂うダート頂上決戦/フェブラリーSの見どころ 絶対的な主役がおらず、混戦ムードが漂う今年のフェブラリーS。2017年最初のJRA・GIを制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■2/19(日) フェブラリーS(4歳上・GI・東京ダ1600m) ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)は前哨戦の根岸Sでカフジテイクの末脚に屈したが、相手とは2キロの斤量差があったことを考えると、評価を落とす必要はないだろう。昨年は休み明けで挑んで4着だったが、今年は一叩きして万全の態勢。4度目の挑戦で勝利を掴むことができるか。 カフジテイク(牡5、栗東・湯窪幸雄厩舎)は根岸Sを制して優先出走権を獲得。直線に入ったところでは最後方にいたが、そこから豪快に突き抜けて見せた。これまで1600m以上の勝ち鞍はないものの、武蔵野SやチャンピオンズCでの追い込みぶりを見るに、距離は問題ないと考えていいだろう。GIのここでも大いに期待したい。 コパノリッキー(牡7、栗東・村山明厩舎)は2014、15年の本レースを連覇。ここ3戦は5、13、5着と精彩を欠いているが、その前は3連続でGIを圧勝していただけに、自分の競馬ができるかどうかがカギと言えるだろう。武豊騎手とのコンビ復活で3度目のVなるか。 その他、本レース初参戦も能力上位のサウンドトゥルー(セ7、美浦・高木登厩舎)、鞍上にR.ムーア騎手を迎えた昨年の覇者モーニン(牡5、栗東・石坂正厩舎)、得意条件で巻き返しを期すゴールドドリーム(牡4、栗東・平田修厩舎)、昨年の2着馬ノンコノユメ(セ5、美浦・加藤征弘厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。 混戦模様のハンデ重賞を制するのは/小倉大賞典の見どころ 過去10年で1番人気が一度しか勝っていない小倉大賞典。今年も難しいレースとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■2/19(日) 小倉大賞典(4歳上・GIII・小倉芝1800m) ベルーフ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は昨年12月のチャレンジCで2着。好位から抜け出したマイネルハニーをクビ差捕らえられなかったが、いつもより前の位置に行き、馬群の中で競馬ができたのは収穫だろう。相性の良い小倉で久々の勝利を期待したい。 フルーキー(牡7、栗東・角居勝彦厩舎)は連覇を狙ったチャレンジCで4着だったが、差は0.1秒とわずかだった。明け7歳も、まだ大きな衰えはないと考えていいだろう。ハンデは今回も軽くないだろうが、巻き返しての重賞2勝目なるか。 その他、2走前にチャレンジCを制したマイネルハニー(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)、連勝の内容を見直したいストロングタイタン(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)、距離短縮で巻き返したいクラリティスカイ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)、前走OP特別勝ちのレッドソロモン(牡5、栗東・庄野靖志厩舎)、決め手上位のヒストリカル(牡8、栗東・音無秀孝厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時20分。 金盃のいい加減予想 7枠12番オリオンザジャパンから4枠6番レイディルアレナ、3枠4番ジャルディーノ 6枠9番ユーロビート、1枠1番クラージュドール、2枠2番トーセンハルカゼ 5枠8番タイムビヨンド。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.02.14 20:59:24
コメント(0) | コメントを書く
[競馬] カテゴリの最新記事
|