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2017.07.21
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カテゴリ:競馬
 「中京記念・G3」(23日、中京)

 昨年3月に開業した橋口師が、ピークトラムとワンアンドオンリーの2頭を夏の中京最後の重賞に送り出す。自身の重賞初美酒とともに、父・弘次郎元調教師との父子制覇も懸かる一戦。ピークトラムに騎乗する武豊が、V奪に向けて意気込みを語った。

 夏の中京を締めくくるG3に、2頭出しで臨む橋口厩舎。42歳の新鋭トレーナーを、JRA重賞初勝利に導くのは名手・武豊だ。コンビを組むピークトラムには追い切りに騎乗して「いい動き」と感触をつかみ、「昨年は後ろからの馬が上位に来るなか、前で頑張っていた。惜しかったから」と、僅差2着からの反撃に意欲を見せている。

 「お父さんにはお世話になったからね。すごく勝たせてもらった」。橋口慎介師の父は、昨年2月末に引退した弘次郎元調教師。ユタカとのコンビではダンスインザダークの96年菊花賞Vなど、重賞14勝。JRA通算100勝を挙げた最強タッグだった。

 同一騎手による親子調教師の重賞制覇も、数々の金字塔を打ち立ててきた武豊なら珍しくはない。例として、池江泰郎&泰寿師、大久保正陽&龍志師、浅見国一&秀一師らが挙げられる。「重賞を300勝したらあるもんだね。こういうのもいい。いずれは(武)幸四郎で、ってのもあるかな。親子と兄弟でややこしいけど」と笑う。

 弘次郎元調教師は中京記念歴代最多タイとなる3勝をマーク。「2代制覇。勝てればいいですね」。記録男が父子Vをアシストする。





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Last updated  2017.07.21 23:43:03
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