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カテゴリ:競馬
歴代の勝ち馬には、アドマイヤドン、ローマンレジェンドといったチャンピオンの名前も見られるが、14年にレースの施行時期が繰り上げられたことに伴って、秋のGI戦線を見据えるようなトップクラスの参戦は減少傾向にある。同時に1番人気の信頼度も低下しており、近6年の成績は[0-1-2-3]。
1.前走で人気していた馬 函館開催だった13年を除く過去9年、前走で3番人気以内だった馬は[7-4-5-31]で複勝率34.0%なのに対し、前走で6番人気以下だった馬は[0-4-2-41]で複勝率12.8%。前走で上位人気に支持されていた馬が中心となる。 2.距離延長は苦戦気味 過去9年で、距離延長での臨戦だった馬は[0-2-0-16]で複勝率11.1%と不振気味。対して、前走も1700mだった馬は[6-3-3-42]で複勝率22.2%、今回距離短縮だった馬は[3-4-6-32]で複勝率28.9%。 3.函館より早めに動いて行きやすいコース 函館ダート1700mは2コーナー出口から4コーナーまでに約3m上るのに対し、札幌は平坦。またコーナーも札幌の方が緩いため、札幌は函館に比べると道中から動いて行きやすいコース形態だと言える。このエルムSも、15年にジェベルムーサが一気の捲りで制したのを筆頭に、4角までに早めに動いて行くという立ち回りがハマるケースがしばしばあり、過去9年の勝ち馬の2~4角の平均位置取りは[7.0-4.6-2.8]となっている。 ウェスタールンドは前走のアンタレスSを快勝。向こう正面では前から10馬身以上離れた後方2番手に位置しながら、3~4角で外を回って追い上げ、直線入り口で約4馬身差まで詰め寄ってそのまま後続を置き去りにするという非常に強い内容だった。今回はコース替わりがカギとなるが、思い返せば2年前に初ダートの函館ダート1700mを捲るように追い上げる競馬で勝っており、札幌をこなせないはずはない。引き続き勝ち負けを期待できるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.08.05 20:34:45
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