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カテゴリ:競馬
「菊花賞・G1」(25日、京都)
デビューから負けなしの6連勝。圧倒的な内容で春2冠を制し、05年の父ディープインパクト以来となる史上3頭目の無敗三冠を狙うコントレイル。その主戦を務める福永祐一騎手(43)=栗東・フリー=は、この挑戦をどう捉え、パートナーをどう導こうとしているのか-。気になる胸の内を探った。 三冠達成なら11年オルフェーヴル以来、史上8頭目。そして無敗での制覇となれば05年の父ディープインパクト以来、史上3頭目の偉業だ。ここまで圧倒的な強さを示して連勝街道を突き進んできたコントレイル。主戦の福永にとっても当然、特別な存在だ。 「ジョッキーとしての日々を送る中で、その中心にいるのは確か。菊花賞は待ち遠しいし、(この戦いまでに)いつも以上にケガをしてはいけない思いがある。そういった存在がいるというのは初めてだからね」 デビュー当初、陣営の見立ては“マイラー”。そんな評価を覆す形で、春は圧倒的な強さを見せつけ、皐月賞&ダービーを制して2冠馬となった。だが、クラシック最終戦は、2度の坂越えがある淀の3000メートルが舞台。簡単な戦いではない。 「菊花賞はダービー以上に距離への適性が出てくる。3歳の秋になるとそういった適性は出てくるもの。例えば、今年のメンバーにデルタブルース(04年菊花賞を制した名ステイヤー)のような馬が潜んでいたら、勝負は分からない」 それでも、秋初戦の神戸新聞杯を圧勝し、快挙達成へ機運は高まっている。鞍上も「返し馬の入りもオンオフの切り替えがしっかりとできていた。体の使い方がさらに良くなって、勝負どころの反応の良さは春にはないものがあった」と、ひと夏を越しての成長をしっかりと感じ取った。 未知の領域への挑戦だが、「こなせるだけの下地はある。皐月賞、ダービー、神戸新聞杯と上手に折り合えていたから。不安はない」と自信の口ぶり。「三冠は特別な称号。だから何としても実現したいね」。その表情に一切の迷いはない。 埼玉新聞栄冠賞のいい加減予想 2枠2番ファルコンウィングから5枠5番タービランス、6枠7番オールブラッシュ 3枠3番リンゾウチャネル、7枠9番リッカルド、1枠1番ホーリーブレイズ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.21 01:43:35
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