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カテゴリ:競馬
前走の金鯱賞では内からしっかりと脚を使って久し振りに見せ場を作ったアラタ。持ち前の渋太さを発揮して上位に食い込み、今回へ向けて復調の兆しを見せていた。右回り巧者でコース替わりは好材料。昨年の巴賞以来、約1年ぶりの勝利をもぎ取る。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■7/7(日) 七夕賞(3歳上・GIII・福島芝2000m) アラタ(牡7、美浦・和田勇介厩舎)の前走・金鯱賞は、次走で香港のG1・2着のプログノーシス、菊花賞馬ドゥレッツァ、鳴尾記念を勝利したヨーホーレイク、新潟大賞典を勝ったヤマニンサルバムなどがいて、かなりハイレベルだった。そこで見せ場十分の5着は好内容で、復調気配がうかがえた。夏に向けて調子を上げてくる傾向にあり、休み明けでも仕上がり良く、好走が期待される。鞍上は横山典弘騎手。 レッドラディエンス(牡5、栗東・友道康夫厩舎)はまだ気性面が成長途上だった初戦こそ6着だったが、その後はキャリアを積みながら成長一途で、2戦目以降は全て馬券圏内。非常に器用に立ち回れる機動力が備わっており、小回りの福島に替わるのはプラス材料。鞍上との相性も良く、今回も大崩れはない。鞍上は戸崎圭太騎手。 その他、福島2戦2勝のコース巧者リフレーミング(牡6、栗東・鮫島一歩厩舎)、2年前のラジオNIKKEI賞の勝ち馬で重賞の上位常連馬フェーングロッテン(セ5、栗東・宮本博厩舎)、安定感抜群のキングズパレス(牡5、美浦・戸田博文厩舎)、機動力備えるボーンディスウェイ(牡5、美浦・牧光二厩舎)、実績のある福島に替わって変わり身を狙うバビット(牡7、栗東・浜田多実雄厩舎)などが顔を揃える。発走は15時45分。 破竹の勢いヤマニンウルスの5連勝に期待/プロキオンSの見どころ 衝撃的なデビュー戦圧勝のあとは、長い休養を挟みながら4連勝をマークしているヤマニンウルス。昇級初戦で重賞になるが、能力はむしろ上。坂路で丹念に乗り込んで上々の仕上がりで5連勝が濃厚。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■7/7(日) プロキオンS(3歳上・GIII・小倉ダート1700m) ヤマニンウルス(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)は2年前の小倉でデビュー戦を迎えたが、スムーズに2番手を追走すると、3角手前で一気に先頭へ。そこからは後続を離す一方で、2着につけた着差はなんと4.3秒。2着馬ゴライコウはJBC2歳優駿を勝ったようにレベルも高かった。そこから2連勝して臨んだ前走の雅Sは小差とはいえ、馬なりの実質圧勝で、インパクトの大きい勝ちっぷりだった。580キロ台という超大型馬だが、これまでの戦績が示す通り、久々は苦にしないタイプ。ここも勝って、無傷の5連勝で重賞初制覇を果たす。鞍上は武豊騎手。 安定したレースを続けるデシエルト(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)は初めての1700メートルになるが、最近は詰めの甘さがあり、初めての距離がもむしろ好材料か。皐月賞と日本ダービーでは大敗したが、それ以外は大崩れがない。小回りの小倉で期待ができそうだ。鞍上は岩田康誠騎手。 その他、帝王賞を勝ったキングズソードに肉薄したスレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎)、羽田盃は案外だったが雲取賞ではアマンテビアンコを負かしているブルーサン(牡3、栗東・川村禎彦厩舎)、長期ブランク明けだが、重賞で常に好走しているヴァンヤール(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)、前走の平安Sで2着のハピ、1700メートルで強い競馬をしているブラックアーメット(牡6、栗東・角田晃一厩舎)、急流で末脚を発揮するラインオブソウル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)などが上位を狙う。発走は15時35分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.01 21:23:26
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