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カテゴリ:競馬
好位につける機動力、追ってからの反応もしっかりしている、ここでの唯一の重賞勝ち馬エイシンワンド。ここも持ち味を生かして重賞2勝目を奪取する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■11/2(土) 京王杯2歳S(2歳・GII・東京芝1400m) エイシンワンド(牡2、栗東・大久保龍志厩舎)の初戦は、若干出負けするもその後は果敢に位置を取り、後半は折り合いもついて楽な手応えでしっかり伸びた。2戦目は最後に詰め寄られたが、道悪で内にモタれながらということを考えれば着差以上に強い内容だった。馬場状態は不問、距離延長、直線の長い東京で更にパフォーマンスが高まる。鞍上は幸英明騎手。 勝ち馬の決め手に屈したが、直線では一旦先頭に立って踏ん張った、前走のサウジアラビアRCが優秀だったマイネルチケット(牡2、栗東・宮徹厩舎)。東京マイルの稍重馬場で1分33秒台なら上出来。母エントリーチケットも早い時期から活躍したように血統背景も魅力だ。鞍上は戸崎圭太騎手。 その他、未勝利の身だが新馬、重賞でエイシンワンドの2着と好走しているクラスペディア(牡2、栗東・河嶋宏樹厩舎)、直線の長い東京コースに替わって持ち味が生きるヤンキーバローズ(牡2、栗東・上村洋行厩舎)、この舞台で勝っている強みがあるレモンバーム(牝2、美浦・嘉藤貴行厩舎)、前走が楽勝だったヒシアマン(牡2、美浦・堀宣行厩舎)、距離短縮でスピードを生かせるシンフォーエバー(牡2、栗東・森秀行厩舎)などが熾烈な戦いを繰り広げる。発走は15時35分。 末脚抜群のカワキタマナレアが重賞初制覇だ/ファンタジーSの見どころ 華奢な体つきから繰り出す瞬発力には目を見張るものがあるカワキタマナレア。直線が長く、更に持ち味を生かせる条件で3連勝だ。主な有力馬は次の通り。 ■11/2(土) ファンタジーS(2歳・牝・GIII・京都芝1400m) 2戦ともにゲートの出がひと息で後ろからの競馬だが、直線は他馬をごぼう抜き。まだ粗削りな競馬だが、勝負根性を備えるカワキタマナレア(牝2、栗東・杉山佳明厩舎)。小回りの札幌の短距離戦で見せた末脚は圧巻で、能力も非凡。過去のレースぶりから京都外回り、距離延長と条件は好転と見て期待したい。鞍上は鮫島克駿騎手。 前々走でカワキタマナレアの末脚に屈したが、前走のりんどう賞できっちり勝利。しかもそれまでとは違った形で勝てたことは収穫だったヴーレヴー(牝2、栗東・武幸四郎厩舎)。競馬の幅が広がり、今回と同じ条件で勝っている強みもある。逆転候補の1頭だ。鞍上はA.シュタルケ騎手。 その他、重賞で健闘したカルプスペルシュ(牝2、栗東・石坂公一厩舎)、競馬の形に自在性があるスリールミニョン(牝2、栗東・高橋康之厩舎)、いいスピードの持ち主ダンツエラン(牝2、栗東・本田優厩舎)、長くいい脚を使うウォーターエアリー(牝2、栗東・高柳大輔厩舎)、キャリア1戦だが競馬センス光るラヴェンデル(牝2、栗東・吉村圭司厩舎)などが顔を揃える。発走は15時45分。 鉄砲駆けするクロミナンスが主力/AR共和国杯の見どころ ここ3戦、重賞で堅実な走りを見せているクロミナンス。休み明けは走るタイプで仕上がりも順調。初重賞制覇のときがきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■11/3(日) アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・東京芝2500m) 3度の骨折や脚部不安などで7歳にしては、キャリアは浅いが、その分、馬体はまだまだフレッシュなクロミナンス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)。昨秋にオープンに昇格後は、重賞戦線で安定感のあるレースをしているように、今年に入って充実期を迎えている。今回と同舞台の目黒記念でも勝ち馬と同タイムの3着と大健闘。それ以来のレースとなるが、休み明けは滅法走るタイプで不安はない。鞍上は戸崎圭太騎手。 セレシオン(牡5、栗東・友道康夫厩舎)も過去に長期休養を余儀なくされて出世が遅れているが、今夏はレコード決着となった関越Sで3着と好走すると、直後の新潟記念では勝ち馬とハナ差2着と目を見張る競馬を披露。東京コースはプリンシパルS以来だが、ここ3戦で上がり最速をマークしているように舞台は合うはずで今の充実ぶりならチャンスは十分だ。鞍上は荻野極騎手。 その他、昨年の菊花賞と今年の天皇賞(春)で健闘しているサヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)、長期ブランク明けをひと叩きしたミクソロジー(牡5、栗東・辻野泰之厩舎)、昨年と2年前のアルゼンチン共和国杯で好走しているマイネルウィルトス(牡8、栗東・宮徹厩舎)、今夏、札幌でOP連勝と勢いがある皐月賞5着馬ショウナンバシット(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が混戦の長距離レースを争う。発走は15時35分。 休み明けでもミトノオーの実力を信頼/みやこSの見どころ きついマークにあって終い失速のエルムSでも5着と健闘したミトノオー。この中間は立て直しを図って態勢は整っている。主な有力馬は次の通り。 ■11/3(日) みやこS(3歳上・GIII・京都ダ1800m) 前走のエルムSは徹底マークに遭ってプレッシャーがきつかったミトノオー(牡4、美浦・牧光二厩舎)。それでもきっちりと掲示板は確保して能力の高さを再認識。2走前の平安SではチャンピオンズCで3着と好走していた強者ハピを完封している。そのときと同じ京都コース、しかも1800mになれば逃げ切りが濃厚だ。鞍上は松山弘平騎手。 GIフェブラリーSでは冴えなかったが、それ以外は安定感抜群のオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)。前走も休み明けの上に59キロという過酷な斤量を背負っていたことを考えれば優秀な内容と言える。京都コースは東海Sで2着、前々走の三宮Sでは後続を7馬身突き放したように実績十分で好勝負が可能だ。鞍上は藤岡佑介騎手。 その他、上位に離されたとはいえ、ジャパンダートクラシックで上位に食い込んだサンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、京都ダートは初めてだが、むしろ機動力を生かせそうなドゥラエレーデ(牡4、栗東・池添学厩舎)、実績上位のプロミストウォリア(牡7、栗東・野中賢二厩舎)、重賞初挑戦の前走で健闘したロコポルティ(牡6、栗東・西園正都厩舎)、末脚堅実なハピ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)が上位をうかがう。発走は15時45分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.28 22:28:20
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