「見たよ。ポーラボーラ」
「あっ、こんな話だったのか」と、いまさら目からウロコ。うろ覚えだったので、前回の話に、修正個所がいくつかあることになる。丁寧に「ゴールデン洋画劇場」放送当時の吹き替えも入っている。ということは、カットされていた場面は、吹き替え無しということである。まあ確かに、放送時間枠に収めなきゃいけないのだから、所々、切らなきゃならないわけだが。原題が「最後の恐竜。LAST DINASAU」だったのか。撮影場所が上高地付近で、そういや昔、行ったことあるから見たよな風景だなと。いまならマットペインティングが、よりリアルだから、すんなり溶け込める画になり入り込めるかも。あ~、そういや、すっかり野蛮な原始人達の存在を忘れていた。で、なぜ現代人だけティラノサウルスに目を付けられるのか?原始人を、襲っているシーンがないぞ。見所はティラノサウルスとトリケラトプスとの対決。全体としては、昔の作品だから、どうしても特撮合成の違和感は否めない。プテラノドンが厚ぼったく見えてしまった。現代では恐竜のリアルな情報が、わかってしまっているので、そこは仕方ないこと。「ジュラシックパーク」を知っている今では、どうしても差はありますよ。しかし、ポーラボーラに、五人乗り込むにしても、ちと小さすぎはしませんか。もう二まわり大きくないと、ちょっと納得できないのですが。古き、よき日本特撮と海外が握手した映画として楽しみましょう。