2018/05/02(水)07:07
商談開始早々の出来事・・・
「商談開始早々の出来事・・・」
先週末お会いしたとある経営者の方とのやり取り。
その方は、地元の名士で、かなりの有力者。
私のお客様がその方の秘書をされており、
縁があってお会いさせて頂いた。
そもそも、現在加入されている保険会社に不満があり、
それを聞いた秘書である私のお客様が、
「私の担当者で良い人がいますよ!」と話したことがきっかけで、
お会い出来ることとなった。
名刺交換をして、私は、いつも必ずお聴きしている、
「生い立ち確認」を行った。(会社も個人も同じです)
会社の名前の中に「徳」と言う文字があり、
その由来をお聴きしたところ、逆にこう質問された。
「ちなみに、くりりんさんは、「徳を積む」ことをどのように考えているの?」
(これは、「私の力量を試す質問だな?」っと一発で分かりました)
私なりに思っていることをお伝えし、
その答えが、とりあえず合っていたようで、
その後の商談が一気にスムーズに進んだ。
一代で築かれた会社のご苦労。
今後の会社経営のこと。
従業員さんのこと、そして後を継がれるであろう家族のこと・・・
ちなみにこのようなことを今までの生命保険会社には話したことはなかったようである。
その後は、生命保険のこともさることながら、
その方が大切にしていること、
そして、今まで読んだ本のことで盛り上がり、
「私とくりりんさんは、なんか似てるね?」との言葉も頂いた。
最後には、次期後継者であられる「息子さんの保険も含めてお願い出来れば・・・」
とお話下さり、その場を後にした。
経営者の方をお会いすると、営業マンを試すような場面がいくつかある。
それに気付かない営業マンも多いのではあるが、
そのことに気付いても、的確な答えが出来るかどうかも不確定である。
今回は、たまたま、私の考えとその経営者の方の考えが合ったが、
もし、普段から人間学を勉強していなければ、
今回の商談は、きっと、3分で没になったであろう。
しかし、多くの名士の方が考えていることは、
概して、共通しているもの・・・
「人のために・・・」
「利他の心」
「社会貢献」
「後進の育成」
こんなキーワードが必ず出てくる。
いくら見た目は良くしても、経営者はその上をいく。
ましてや、実力者であれば、ものの数分で目の前の営業マンの力量を判断する。
いくら着ぐるみを重ねても、根本を見透かす力のある人からすれば、
ただのメッキにしか過ぎない。
人間力を高め続けなければ、自分のステージは、一生上がらないのである。
そのことに気付かされた素晴らしいご縁を頂いた。
このご縁を大切にして、その方が求めている最良な解決策を考えたいと思う。
商談開始早々の出来事・・・
皆様は、どう思われますか?
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どさんこ営業マンくりりんの奮闘営業日記<第2章>
今日の問いかけ
「結局は、商品ではなく、人・・・」