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カテゴリ:スポーツ界の発展のために
30年も前になるのですね。1994年12月4日に名古屋市総合体育館で行われたプロボクシングWBC世界バンタム級王座統一戦のことがNumber1094に載っていました。
タイトルは「薬師寺VS.辰吉が遺したもの。」です。 世間の注目を集めた一戦であり,もちろん私もTVで熱い想いで視聴しました。薬師寺保栄選手が正規王者で辰吉丈一郎選手が暫定王者という立ち位置であり,人気は辰吉選手の方が上回っていた記憶があります。私はどちらかと言えば薬師寺選手を応援していました。 この試合は2-0で薬師寺保栄選手が僅差の判定勝ちを収めました。 チケットは定員を上回る数を販売したという,今では考えられない話も残っています。正に世紀の一戦でした。TV視聴率は関東地区が39.4%,東海地区では52.2%だったそうです。時代を代表する一戦だったと思います。 . Number1097には那須川天心選手の話も載っています。 面白かったのは那須川選手の次の話。 「昔は〝がんばる〟という言葉は,眼を張るで〝眼張る〟と書いたそう。でも僕は視野が狭くなるからそれはよくないと思ってきた。歴史上の偉人の写真を見ると,みなさんなんかスカしている感じの目なんですよね」 那須川選手が誰の写真を見たのかよくわかりません。江戸時代以前の偉人の写真はないはず。だとしても面白い話だと思いませんか。 次の話。 1分,1秒と時間の尺は決まっていても,人によって体感時間は違います。那須川選手は 「短く感じるのは脳が慣れるとってこと。だから僕は脳を慣らさないように,食事のときでも箸を利き手の逆にしたりして(体感時間を)長くする。1秒が短くなれば,発見できたはずのものが発見できなくなる。逆に長くなれば視野が広がって,つまりは相手の動きもより見えるようになるので」 と語っています。 注目すべき話ではないでしょうか。 . . . 話はかわって 6月27日の「BostonRedSox対TorontoBlueJays」戦は2回表1死一塁で降雨サスペンデッドになりました。2022年までのルールであれば,ノーゲームです。現在はリーグ会長の判断(実際は球団サイド)でサスペンデッドゲーム(継続試合)とすることができるようになっています。 びっくりしたのはこの試合の続きが次の日ではなく,8月27日に行われることになったという話です。なぜこんなに間隔が空くのでしょうか? 日程が取れないようです。MLBの場合,日程が過密であり,同じカードが多いNPBとは違います。次回の「RedSox対BlueJays」は8月27日です。ここは継続試合をダブルヘッダーで行い,そして5連戦になるようです。 . 木津川俊彦 投稿は必ず氏名と居住地(またはチーム名)を記載して下さい。 匿名での投稿は個人攻撃や誹謗中傷につながるのでご理解願います。 意見を述べるなら堂々と名乗りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.28 08:00:11
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