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カテゴリ:技術論
umber1097で私が注目した記事の一つが栗山英樹監督とエディー・ジョーンズヘッドコーチの対談についての文章でした。
エディーさん談 「私がやってきたことは,『決して日本人にはなろうとしないこと』です。その代わり,『日本人のように考えること』は徹底してきたつもりです」 興味深い言葉です。 栗山さん談 「組織が時代から取り残される場合もあるわけですよね。スポーツでいえば,同じことをやっていても勝てなくなる場合もある」 エディーさん談 「組織というものは『実験』を繰り返す必要があると思っています。強固な基盤があるならば,新しいことを試してみて,シェイプ,その形を変えていく」 このことは指導者が常に意識しなければならないことだと思います。 栗山さん談 「指導者にとっての『ゴールデンエイジ』,最高の年代はいつの時期だと思われますか?」 エディーさん談 「私は60代だと思っています」 栗山さん談 「監督としての経験を重ねてくると,あらゆることが客観視できるようになり,コーチや選手に任せる部分,自分がやらなければならない仕事がハッキリする」 なるほど。凡庸な指導者はこの辺のことがわからないのかもしれません。 対談で,栗山監督はジョーンズヘッドコーチに札幌でのItalyとのテストマッチを観に来てほしいと誘われました。しかし彼は「合宿の様子を見学させて欲しい」と応えていました。流石は栗山監督です。 . Numberではスポーツに関するサポート業者を毎号紹介しています。 1097号では「運動能力向上とキャリア形成のメソッド」というコマーシャルでした。 「スポーツ留学エージェント」「動画配信」「メンタルスクール」「スポーツと勉強の両立サポート」他と多様です。いろいろな商売があるものです。 . Number1097の後の方に載っているコラムではヤクルトスワローズの石川雅規投手について取り上げていました。 その中の彼の言葉 「ブルペンって正直,自己満足ですから。どれだけいいボールを投げようとバッターがいないので分からない。だから,自分よがりの練習をする場所だと思っています」 なるほど。 石川投手はトラックマン等の数値もほぼ気にしないそうです。「タイミングは数値化されない」と語っています。 身長167cm,球速は130km/hの石川投手,ますます応援したくなりました。 . . . 話はかわって 6月28日の河北新報朝刊に全国スポート右少年団軟式野球交流大会の熱中症対策についての報道が載っていました。 暑さ指数が31度以上になったら「打ち切り」とするそうです。「中断」「延期」ではなく「打ち切り」です。これについては全国から様々な意見が出て来ると思います。 この他にも,試合を比較的気温が下がる午前と夕方に実施するということでした。 記事によると,打ち切った時点でのスコアで勝敗を決めるそうですが,1イニング,2イニングしか終わっていなくても打ち切るのでしょうか?同点の場合は抽選とするそうです。 皆さん,如何ですか。 . 木津川俊彦 投稿は必ず氏名と居住地(またはチーム名)を記載して下さい。 匿名での投稿は個人攻撃や誹謗中傷につながるのでご理解願います。 意見を述べるなら堂々と名乗りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.29 08:00:18
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