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司法書士 くりりんの事件簿

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2016.07.09
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石田純一さんが7/8、都知事選出馬の記者会見を開いた。
内容は、「野党統一候補としてならば立候補する。他の方が出るならば応援に回る」というもの。
これに対し、テレビやネット上のコメントは批判的なものが多い。

「最近売れてないから話題づくりじゃないの」(ネット上)

「都知事選の争点はという質問だったんですけれども、国政に関わる、
憲法改正や安保法案のほうにいってしまったんですけど、これどうしてもズレを感じるんですけど……」
(「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)司会の安藤優子氏)

「国政の問題と都政の問題がごっちゃ」「具体論がない」(田崎史朗時事通信特別解説委員)

「東京都政に思い入れがあるからという会見ではなかった」
(「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ)官邸キャップ青山和弘氏)


これらの指摘は、当たらずとも遠からずなのであり、
石田氏は、確信犯的にこれをやっていると思う。

実は、石田氏の記者会見の目的は、都知事選ではない。参院選だ。
マスコミの気を惹くために、都知事選出馬という体裁をとったに過ぎないと私は見る。


今回の記者会見は、探せばノーカットの動画もあるので発言全部を知ることができるが、
多くの記事は要約された一部分しか見ることができない。
そして、わざと割愛されているのか、
普通の記事では見ることのできない石田氏のコメントが存在する。
それが、改憲や戦争法案についての言及である。

※日テレの動画では「ノーカット」と謳いながら、
以下の肝心な部分を全部カットしている。
これは悪質な誘導でありこれこそ偏向報道だと思う。

「今回の参院選挙を見てもわかるように、憲法改正とか、
そういう話っていうのはまったく聞こえてきません。でも、年初には
「参院選は憲法改正というものを争点にして戦う」と総裁はおっしゃっておりましたけれども」
「争点を隠すことで、そのあとに数さえ、多数決さえとれば、
あとはバババとやっちゃう。そういうことをすごく感じる」
「市民目線では、憲法改正とか集団的自衛権について、話し合ったほうがいいんじゃないのか。
憲法のどういうところを変えていくのか、新しい日本にするのは結構だけど、
どういう日本に変えていくのか。文言とか改正すべき点とか、
そういうものがまったく論議が行われていない」
「憲法というのは国民を縛るものではなく、権力者を縛る。
それを(自民党の憲法改正草案は)国民を縛るように変えていっている。
(中略)笑われ、バカにされ、生活も厳しくなるかもしれないが、
立ち上がったほうがいいと思った」
「いろんなことがあったじゃないですか。80年、90年前に。
ああいうふうにならなければいいなという、それだけです」


マスコミは、石田氏の「野党の団結」を訴える部分しか伝えないが、
上記のように、会見ではかなり踏み込んだ発言をしている。

仰ることは全部正しい。
まるで当ブログの内容を要約したかのようなコメント(笑)


このように、石田氏は都知事選というよりも、自民党がこの選挙戦で徹底して
「憲法改正」という争点を隠していること、
そして参院選においてメディアがちっとも取り上げない
「安保法制の廃止」というもうひとつの争点を明らかにしたのだ。
いま、なぜ石田氏が会見を開いたのか。その理由が参院選にあることは明らかだ。

そしてこのことは、マスコミへの重大な皮肉、批判にもなっている。

自民党による憲法改正の争点隠しをメディアは追及せず、
NHKは参院選の報道自体に消極的。
当然、改憲勢力3分の2を阻止するための「野党共闘」という大きなうねりの意味さえ伝えず、
「野党は与党の批判ばかり」「選挙の争点がはっきりしない」などと話を逸らしつづけている。

与党を批判することが野党の仕事なのであるし(批判の中身や方法にもよるが)、
選挙の争点をぼかしているのはあなた方マスコミと自民党自身である。

参院選の争点をじっくり問うこともなく、「都知事選に誰が出馬するか?」という報道で
参院選の存在をうやむやにしようとしている。
「憲法改正」という争点を隠している自民党に対し、メディアもグルになっている状態なのだ。

そんななかで石田氏は、都知事選出馬の話題でマスコミを惹き付け、
参院選直前の最後の平日、つまりもっともテレビメディアが食いつくタイミングで会見を開いた。
そこで石田氏が訴えたのは、「与党に対抗するための野党の集結」だった。
これは、都知事選と同時に、参院選における野党共闘の大きなアピールにほかならない。
そして、今回の参院選は「憲法改正」「安保法制の廃止」である、と言い切ったのだ。

であるから、マスコミの言うとおり、都政への関心よりは国政への関心が表に出ているが、
それはわざとそうしているのであって、そうまでしないと本当のことを報道しようとしない、
それはそのままあなた方マスコミへの痛烈な皮肉、批判なのである。
ネット上の「話題作り」との指摘もそのとおり。
ただし、自分のタレント人生のためではなく、国の将来を考えて、
野党統一や真の争点たる「憲法改正」「安保法制の廃止」に話題を集めているのである。

※石田氏は、以前シールズのデモに参加し「戦争は文化じゃない」等のスピーチをした際に、
 テレビ番組は3本降板させられ、CM1つも降ろされ、広告代理店から厳重注意を受け、
 デモに二度と参加するなとの要請に「受けられない」旨回答したことを明かしている。
 自分の生活やタレント人生だけを考えたら、政治には口を出さないほうがいいのであり、
 この意味で(自身の)話題作りという批判は的外れだ。
 今は、芸能人が政治に発言するのはすごく勇気がいることなのである。
 この風潮は日本独特で、世界ではタレントが政治的発言をするのは当たり前なんだとか。
 いったいどうしてこの国はかくも住みにくくなってしまったのか…。


もし本当に都知事選に出馬となった場合、その実務能力等は確かに未知数であるし、
青島都知事の時のように、議会がまったく協力しないせいで
何もできない、という事態も考えられる。

しかし、政治能力は高いが子育て支援の問題をまったく解決する気がない人物と、
政治能力には課題が残るが子育て支援を何とかしたいという熱い気持ちを持った人物。
わたしは後者のタイプに都知事になってほしいと思う。


さあ、石田氏の行動を無駄にしてはいけない。
いよいよ明日、決戦の日曜日。
きちんと見極めて、悔いのないように投票しましょう!


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最終更新日  2016.07.09 01:51:13



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