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当時は今の様にジャニーズタレントを利用した人気稼ぎも行われておらず、 バレー選手そのものに、結構な人気があったと思います。 当時、全日本女子代表選手だった坂本清美選手に年賀状を出したら返事が来て、 えらく感激した思い出があります。 妹も違う選手に年賀状を出したものの返事が来ず、スネていたのを思い出します。 当時も今も、全日本が特に強い印象は無いのですが、 テレビ中継(録画?)は結構、放送されていました。 日本リーグに黒鷲旗、全日本の試合等々。 俺の地元神戸にも「ダイエー」が居たので、ローカル放送も盛んでした。 ところが今はどうでしょう? Vリーグはおろか黒鷲旗なんてここ数年、見た記憶がありません。 「地元チームのダイエーのバレー部が廃部になったからローカル放送が無くなった」 「大阪のユニチカも廃部になったから関西地方での放送が無くなった」 と思っていたのですが、最近ネットで調べてみたところどうも違う。 なんと関西にはVリーグのチームが3チームも存在しています。 滋賀県に東レ、兵庫県にJTと久光製薬。 しかも、地元の神戸市に現・全日本女子で活躍している「落合真理」や「小山修加」、 元・全日本女子の「成田郁久美」が在籍している【久光製薬スプリングス】が有る。 これには正直ビックリしました。 それも、俺の主な行動範囲内に練習場が有る。まさかそんな近くに。。。 ただ、その辺りは道が入り組んでる印象があって、行った事はありません。 グーグルアースで見たら、「コレだな」とすぐ判りました。 1度行ってみようかな?と思ったり思わなかったり。 写真中央の四角い建物がそれっぽいと思しきもの。 ゴチャゴチャした住宅地に囲まれていて、右に行くと第2神明大蔵谷インターがあります。 それにしても成田郁久美が居るのは驚きました。 全日本の初めての試合は衝撃的な印象をもっていて、 当時19歳でいきなり強烈なジャンピングサーブを打ち、スパイクは面白い様に決まる。 女子のジャンピングサーブ自体が珍しかった時代、正に「秘密兵器」といった活躍ぶりでした。 今の全日本で言えば「荒木 絵里香」の様な、いや、それ以上の活躍ぶりでした。 その成田郁久美が「NEC」に居た頃まではテレビでVリーグもたまに放送してた様な気がします。 でも現在は春高バレー位しか見かけません。。。 理由として考えられるのは 「スポンサーの不況」「サッカー人気に押されて」「衛星・CS放送へのシフト」の3つ。 普段試合を放送しないのでは新規ファンの獲得は難しいでしょう。 いきなり全日本の試合のみ放送されても、どの選手がどんな選手のか分からないし 国際的に強いか、余程の魅力がなければファンも付かないだろうし。 テレビ局はそんな状況を作り出しておきながら、 全日本の放送を盛り上げる為に、変なミドルネームを作り ジャニーズタレントのミニコンサートでジャニーズファンを引き込み あたかも人気スポーツの様に放送しているのが現状。 ジャニーズ目当てでバレーボールを見始めて、バレーボールに興味が出れば良いけど、 折角、興味を持ったところで試合が年に数回しか見られなければ 興味も薄れていくだろうし、全日本での負け試合に失望する人も出ることでしょう。 サッカーでもJリーグの試合は放送せず、日本代表の負け試合ばかり見てたら さすがに人気も地に落ちるでしょうし。(今がそんな感じか?) 今、開催されている「ワールドグランプリ」も、 予選試合はゴールデンタイムでジャニーズを大々的に採り上げて 「うっとおしい」「応援がうるさい」「うんざりする」と言われる程 華やかに、そしてにぎやかに放送していたものの、 今日の決勝戦の放送は深夜帯。。。関東地方では深夜2:20~で関西では更に遅く3:10~。 (昨日の対ロシア戦は完全に見逃しました。決勝戦のアナウンスは無し?CMやってたの?) 「まさか日本が決勝進出するなんて夢にも思わなかった」 「イタリアの試合なのでジャニーズも出演しないし、ファンも少ないから わざわざ番組枠を空けてまでゴールデンで放送しても視聴率は取れないだろう」 「でも、予選は放送したのに決勝を放送しないわけにはいかない」 「どうせボロ負けするだけだろう」 「そんなもの深夜の空いてる時間帯にとりあえず放送しとけば良いだろう」 フジテレビの本音はこんなところでしょう。 フジテレビは本気でバレーボールを応援してるのではなく、 「ジャニーズとの良い関係を維持し、視聴率を稼ぎたい」だけで、 ジャニーズにとっては新しいグループ、ユニットのPRの場として バレーボールを利用しているにすぎない。そう思われても仕方が無い。 今夜の決勝戦、応援はどんな感じになるのか楽しみです。 韓国での試合では、スタジオにジャニーズタレントが来ていましたが、 今回は来ないのでは?それどころかスタジオすら無いのでは? タイトルから直ぐに会場へ、そして試合→エンディングで終了。 こんな感じの番組構成になりそうな予感がします。 今年の全日本女子は、フジテレビが思っていた以上に強くなりました。 勝因として「荒木 絵里香」の活躍が大きいと思います。 しかし、これは単に「ノーマークの選手」だったからでしょう。 成田郁久美(当時・大懸郁久美)が2年目にはマークされ 1年目程の活躍は出来なかった様に、次回は厳しいマークに遭うでしょう。 落合真理や小山修加も同様。 今回のワールドグランプリを見ていて感じたのは「監督の采配の隔たり」がかなり大きい事。 日本には「大林素子」が抜けて以来、「エース」と呼べる選手が居ない。 「エースの期待を背負わされた選手」は毎年出ては来ますが、 そのプレッシャーからか、そんなに活躍した選手は思いつきません。 今年のエースとなった「大山加奈」は、あまり活躍していないどころか 交代で入った落合、小山の活躍の方が印象に残っている位。 これは当然、エースが敵に徹底的にマークされているからであって、有る意味しょうがない。 でも、敵にマークされていても尚且つ得点できる選手こそがエースと呼ぶに相応しい存在。 そんな存在には程遠い状態の大山を使い続けてた挙句、 もうひっくり返すのは困難な状況になってようやく選手交代。 交代後、流れが日本に向いてくる事も多かったが、時既に遅し。 宝来選手の使い方もワンポイントブロッカー専門。 突然試合に出されて、敵も十分警戒してる中でブロックが決まる可能性はかなり低い。 しかし、柳本監督はいつもワンパターンの試合運び。 選手に「もっと攻めろ!」なんて言っても自分は全然攻めていかない。 選手頼みの監督なら誰でも出来ると思うのは俺だけでは無いでしょう。 そのせいかロシア戦だったか、1セット目、大山が全く歯が立たなかったにも拘らず 2セット目の終了間近でようやく交代させて、どうにかなるとでも思ったのだろうか? それとも、「どうせこのセットも取られるから違う選手でも試してみるか」と思ったのか。 どうも柳本監督の采配には疑問が多い。 それともサッカーの時のように、どこかから「大山を極力使え」と圧力でも有ったのだろうか? 無理やり前向きに考えると「秘密兵器として温存してる」のか? また、今回は怪我で療養中の「栗原恵」が帰ってきたら また違った形のバレーを展開出来るのかも知れない。それが本当の柳本バレーなのかも。 いずれにしても、過度な期待はしていないけど応援はし続けます。 マスコミも過度な煽りをやめて、継続的に応援して欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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