テレビ番組で、「盲導犬サーブ」の話を放送していました。
泣けました
今から30年ほど前の話です。
まだ盲導犬の数も、今より少なかった時代。
申し込んでから10年経ってから、その家にやってきた盲導犬。
犬種は、シェパード(ラブラドールが多いので、珍しいです)
名前は「サーブ」
最初は戸惑っていたご主人も、一緒に暮していくうちにだんだんと慣れていき、外に出かける回数も増えて、サーブ無しの暮らしは考えられなくなりました
何時ものようにサーブにハーネスをつけて、実家に行く途中・・・・・
その日は雪が降っていて、おまけに夜で見通しも悪かった。
その時カーブを曲がりきれない車が一台、サーブと飼い主の方へと。
とっさに飼い主を道の端にやったサーブは、自らに体を車の前へと投げ出した。(盲導犬の訓練では、そこまでは教えていないそうです)
自分の体を犠牲にしてまで、飼い主を救ったサーブ。
おかげで飼い主は助かりました、でもサーブは足を一本切断することになり、その為盲導犬としては、役に立たなくなりました。
結局センターに戻されることになり、飼い主と離れ離れに。
この時飼い主がセンターから、車で帰ろうとすると・・・・・
サーブが三本脚で必死に歩き、車の後部座席に乗り込みました。
もうこの場面で、涙、涙、・・・・
一緒に家に帰れると思ってるサーブが、可哀そうで可哀想で。
哀願するような犬の目、犬ってこういう目をしますよね。
去年死んでしまったウチの犬の顔が浮かんできて、それもまた悲しかった。
人間の為に、犬本来の欲望も抑え込まないといけない盲導犬。
そこまで人間になんで尽くさないといけないんだろうか?
平気で犬、猫を虐待したり、大きくなりすぎたり年取ったからと
平気で捨ててしまえる人間たち。
そんな人間たちのために、なんで?(もう最後は、支離滅裂になってしまった)