「犬と私の10の約束」という映画が、3月15日から公開されます。これは「犬の10戒」という短編詩の内容から作られた映画です。
「犬の10戒」あるいは「犬の10カ条」と言う名前で、今は結構知る人も多いみたい。「PRIMALL STAFF」という方のブログに紹介されていたので、私は初めて知ったんですけど。
これを読んだ時の印象が、結構残っていて、映画館で「犬と私の10の約束」というポスターを見た時、「もしかしたら・・・」と思ってパソコンで調べると、やっぱりそうでした。
10カ条の中で、私が一番印象に残っている言葉。
最期の旅立ちの時は、そばにいて私を見送ってください。
「見ているのがつらいから」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんていわないんでほしいのです。
あなたがそばにいてくれるだけで、私はどんなことでも安らかに受け入れられます。
そして…どうか忘れないで下さい。
私があなたを愛していることを。
上の写真はおととしの5月に逝ってしまったエリーです。最期の半年間はてんかんの発作を抑える薬を常に飲んでいた為に、いつも頭がボーとしている状態でした。
感情がほとんど無く、私を見てもシッポを振ることさえ無くなりました。散歩の途中で急にバッタリ倒れることも度々ありました。
一番ショックだったのは、エリーの様子が心配で、見に行った息子の指を噛んだことでした。しかも今まで聞いたことの無い、唸り声を上げて。
大人しくて、今まで吠える声さえあまり聞いたことの無い犬だったのに・・・
お医者さまに聞くと、頭の病気だから、訳が分からなくなって狂暴になったりするらしいのです。幸いにも、その時一度だけでしたけど。
今まで絶対に粗相をしなかった犬ですが、時間に関係なく犬小屋の周りでもしてしまって。何回も犬小屋の周りの掃除をしたり、犬の体を拭いたり。
発作を起こして病院に連れて行く時にも、主人に車で連れてもらわないと行けないので、仕事の途中に何回か帰ってきてもらいました。
最期の発作が起きた時、診察室に運ばれていくエリーを見るのが辛くて、出来れば見たくないと思いました。結局そのまま入院して、最期の時は傍に居れませんでした。
「犬の10戒」を読むと、、ひとりで逝ったエリーのことを思い出して・・・・
この映画は、映画館では見れません。
ひとりで、部屋で見る方が良さそうです。